ひねもすのたり。

日々と山と猫と蕎麦屋のこと。

寒晒しそば、はじまります。

 
 
雨が降れば少し肌寒い日もありますが、もうすぐ七月。夏の旬。
ということで、今週末6/29(土)から一週間ほど
寒晒しそばのご提供をいたします♪
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【寒晒しそばとは】
夏まで美味しいそばが食べられるようにと考えられた、江戸時代の保存方法です。
【作り方】
一年で一番寒い大寒の頃に蕎麦粒を冷たい沢水に浸け込みます。
立春の頃に引き揚げ、寒風に晒して乾燥させます。
そうすることで甘みが増し食感がもちもちとして美味しいそばになるのです!
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寒晒しそばは殻ごと挽いた「玄挽き十割そば」でのご提供となります。
(殻を除いて粗挽きにした丸抜き十割そばもございます。)
数量限定、期間限定になりますが、ご興味のある方はぜひ♪
それと!更に数量も期間も限定になりますが・・・
今週末6/29(土)、6/30(日)の二日間のみ、晦日そばとして
寒晒しそばの平打ちをやりたいと思います\(^^)/
 
※注※
これはひすいそばの平打ちです。ご参考までに。
▲上の写真は5月の晦日そばとしてご提供したひすいそばの平打ちです。
ご好評いただきましたので、今回はこんなふうに寒晒しそばを平打ちに
してみようと思っています・・・一体どんなふうになるのでしょうか(・_・)
平打ちそばはほんの数人前しかご用意できませんので、品切れの際はご容赦ください。
平打ちではない通常の切り方の寒晒しそばは多めにご用意できるかと思います。
そしてもう一点。
今回寒晒しそばのご提供は6/29(土)から一週間ほどですが、
次回は7月末からまた一週間ほどご提供する予定です。
今回ご都合がつかない方は次回でも!どうぞよろしくお願いします。
 
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▼今年一月、寒晒しそば作りの様子▼
田切産の玄そばを袋に入れ、更にコンテナに入れます。
そばが浮いて流されないよう、上からネットをかけます。

中川村の小商い農園こと大石君の協力のもと、
冷たくてきれいな沢水に浸しました。
そして立春の頃・・・
引き揚げ作業です。
 

葉っぱや砂利などをきれいに洗い流して・・・

水を吸ってふっくらぷくぷく膨れました!
毎年のことだけどいつもびっくりします。
今年の寒晒しそばはどんな風味、食感でしょうか。
どうぞお楽しみに\(^^)/
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