2020-02-01 万治くんに会いに。 おでかけ 先日、八子ヶ峰でちょこっとスノーハイクをし、八ヶ岳の宿に泊まった翌日のこと。予報では災害級の大雪とのことだったので、大丈夫かなぁと心配していたのですが…思ったほど降らず(*_*)しかも青空が!(予報では曇り時々雪、のち雨)今日ロープウェイで坪庭に上がれば樹氷がきれいかなぁとも思ったけどまあ今回のところは里をぐるぐるっと散策して帰ろうと思います。里に下りる前、御射鹿池に寄ってみました。数年前、秋に来て以来です。巨大カメラを構えた撮影狙いの方が数人…さすが人気のスポット。美しい場所だけど、なんとなく居心地悪く感じてしまうな。木々の影がきれい。御射鹿池がある県道191号(通称「湯みち街道」)沿いにはたくさんの観音様が。何体あるんだろう?全部確認して歩くのも楽しそう…だけど大変そうだな。さてさて、このあと諏訪へ下りていった私たち。オットの提案で「久々に万治くんに会いに行こう!」ということになりまして。諏訪大社下社秋宮に向かったわけです。わー久々だね~何年ぶりなんだろう?などと話しながらまずお参りを。あれ・・・神楽殿の注連縄、こんなに立派だったっけ?そして狛犬もこんなにモリモリしてたっけ??その後お参りしながら境内をぐるりとしたけど、万治くんのところへ行く道がない。ここでようやく「なんかおかしいぞ」と気付いた私たち。まさか、と思いスマホを取り出して調べてみる・・・「万治くんがいるの春宮じゃん!!」ナビを設定したオット、万治くんがいるところを秋宮だと思い込んでしまったらしい。どおりで風景に見覚えがないわけだ…(これまで春宮しかお参りしたことがなかった)。私は私で、何もかもオットにお任せして助手席でグーグー寝ていたので文句も言えない。まあ、これで初めて秋宮もお参りできたことだし!(理由がまぬけすぎるけど)車で数分ほどの距離にある春宮に無事到着しました。まずはお参りをしてから、境内にある案内に沿って万治くんのところへ向かいます。さっきから万治くん万治くんと書いていますが万治くんとは諏訪大社下社春宮近くに鎮座する「万治の石仏」という石仏なのです。あ、そうそうこの赤い橋渡ったわ・・・と数年前の記憶を辿る。そして、万治の石仏と数年ぶりの御対面。相変わらず不思議なお姿をされています。万治の石仏といえば、「ノミを入れたところから血が流れた」という有名な言い伝えがあります。明暦3年(1657年)、諏訪高島三代藩主忠晴が、諏訪大社下社春宮に遺石の大鳥居を奉納しようとした時のこと。命を受けた石工がこの地にあった大きな石を用いようとノミを打ち入れたおり、はからずもその石から血が流れ出た。驚き恐れた石工は大鳥居の造作を止め、あらためてこの不思議な石に阿弥陀様を刻み、霊を納めながら建立された・・とされているのがこの石仏です。 (下諏訪観光情報より)万治くんにはちょっと変わったお参りの作法があるので、それに従って…願い事を唱えながら周りをぐるぐるぐる…よろずおさめました。どうぞよろしくお願いします。万治くんにお会いできてよかった!またお邪魔しますm(._.)mそんなこんなでひたすらゆるゆると楽しんだ二日間でした。.