今週の定休日のこと。
くるみ拾いやお店の仕込みなどの用事もあったのですが、火曜日の午後にぽっかり時間が空きました。
せっかくだからちょっとだけ出かけてみよう。
お天気もいいからどこかで美味しいパンでも買って、景色のいいところで食べようかね~ …そんな話に\(^^)/
標高1,665mの山なのですが、車で山頂付近まで行くことができて360度の絶景が楽しめるんだとか。
以前から気になっていたので、行ってみよう!!
そして到着!!
・・・( ゚Д゚)
ガッスガスのガッスガス・・・( ゚Д゚)
何も見えないまま高ボッチ山頂ゲット。
他にも3組ほど観光客の方々がいらしたけど皆さん言葉少なに霧の中をウロウロ。
話が前後してしまいますが、高原には何箇所かの駐車場があって私たちは山頂に一番近くてお手洗いなどもある広い駐車場に停めました。
そこからなら山頂まで400mほど。ゆるやかな散策路をテクテク歩いていきます。
このときは見渡すかぎりススキの海。
これはこれで幻想的できれいでした(負け惜しみではありません…)が、晴れていればこの向こうに絶景が広がって最高なんだろうなぁ。
足元に見つけたナデシコ。
初夏から夏にかけて山野草もたくさん見られるそうですよ。
特にレンゲツツジが有名なんだとか。
・・・ところで!
「高ボッチ」というのはなんだか変わった名前だなぁと以前から気になってはいたのですが、由来を調べてみると
1)「だいだらボッチ」あるいは「でいだらボッチ」などと呼ばれる巨人が、腰を下ろしてひと休みしたところという説。
2)「ボッチ」とはアイヌ語で巨人とか巨大の意味があって、高い山あるいは大きな山という説。
3)「ボッチ」とは高いところにある「くぼ地」という説。
4)山の形がビンに栓をしたように一段高くなっているので、栓の意味の「ボッチョ」になぞらえ「高ボッチ」としたという説。
諸説あるんですねぇ。
中でもダイダラボッチ説を推しているのか、看板やパンフレットにはダイダラボッチらしき巨人のイラストが('ω')
ダイダラボッチといえば真っ先に思い浮かぶのは海苔のCM。
懐かしいなあ。
各地に国作りの逸話が残るダイダラボッチ。
私の地元にある浜名湖も〝ダイダラボッチの手形〟と言われています。
富士山につまづいたときに手をついたとかなんとか…。
そういえば富士山を作るために琵琶湖から土をとった(土をとった場所が琵琶湖になった)、なんていう話もあったような。
何気なくダイダラボッチのことを検索していたら(なにしてんだか)、「ダイダラボッチの身長が判明!」という記事が出てきました。
人様のサイトですが…面白いのでもしよかったらご覧になってください(^^)
そんな高ボッチ高原…次は晴れているときに遊びに来よう…
と思いつつトボトボと駐車場へ戻りました。
雰囲気のいいカラマツの森を抜けて町へ下りていきます。
途中、ツタウルシらしき植物がたくさん。きれいに色づいていました。
ややっ、マムシグサも…。
町へ下りると、曇りがちではあるけどお天気はそんなに悪くないんだよなぁ…。
やっぱり山の辺りだけすっぽり雲に覆われていたんだな。
町と山の気温差よ。上着を多めに持っていってよかった(;'∀')
陽に照らされた美しい山々を眺めながらのんびり飯島まで帰ったのでした。
高ボッチ、晴れたときは絶景のはずなので皆さまもぜひ~。