節分、立春ということで今年もお札を書きました。
「かにかや」「立春大吉」「鎮防火燭」。
かにかやは客室やお手洗いなどに貼ってあるのでよくお客様から「あれはなに?」と訊かれます。
これは飯島町・中川村あたりに伝わる魔除けのおまじないで、私はもともと中川村の知人から教わったのですが地元の方でも知らないという方が意外と多いのでごく一部にのみ伝わる風習なのかも。
かにかやの意味については諸説あるそうですが、
①カニのはさみとカヤの葉っぱはちくちくして痛いから鬼が怖がって逃げていく
②かにとかやは似ているけどどこか違うなぁ、なんだろう?と鬼が考えているうちに夜が明けてしまう
この2つが主なのかな。
鬼って結構ざこ… ゴホン!!意外と可愛いヤツなんですね。
立春大吉と鎮防火燭はいつもどんど焼きのときに焚いてもらうんだけど、かにかやだけはずっと重ねて貼ってしまう。なぜなら最初に教えてくれた知人宅がそうしていたから…というだけの理由(・・;
半紙と筆ペンを出したついでにあわのうたも書いてみたけど一箇所間違えてもうた…また挑戦しよう。
そんな立春の日でした。