ひねもすのたり。

日々と山と猫と蕎麦屋のこと。

4/1~入野谷在来種はじめます。

いよいよ4月。春ですね~。

春といえば桜、桜といえば高遠、高遠といえば入野谷在来種、ということで…

4月1日(金)より、入野谷在来種のご提供をはじめます\(^^)/

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入野谷在来種 玄挽き十割そば(挽割り粉ブレンド) 1,400円

数量限定につき品切れの際はご容赦くださいm(__)m

 

たった6粒の蕎麦から復活した「幻のそば」入野谷在来種。当店では昨年初夏以来、久々の登場です。今回も挽割り粉をブレンドした、かな~り粗挽きの野趣あふれる十割蕎麦でご提供することになりました(^^)

つるつるっとのど越しよく食べたい方にはあまりおすすめできませんが、蕎麦の実をそのまま味わうようなインパクトのある食感になっておりますので、ご興味のある方はぜひぜひ。

※「挽割り粉」とは、 丸抜き(外皮を取り外した蕎麦粒)をぎりぎり割れる程度に軽く挽いた粉です。イメージとしては、蕎麦粒をただ押しつぶしただけの状態に近いです。

 

【入野谷在来種とは】

そもそも「そば在来種」とはその地で昔から育てられていた固有のそばの種(しゅ)のことをいい、入野谷在来種も数十年前まで伊那で食べられていたそうですが、現在は収量が多くなるように品種改良された「信濃一号(しなのいちごう)」に切り替わっています。※信濃一号は信州そばの主力品種で、当店でもメインでご提供しています。

しかし入野谷在来種の味を知る地元のご高齢者の皆さんは「昔のそばは味が濃くておいしかった」と言うそうです。

そこで、すでに忘れ去られている在来種を復活させたい!と有志の皆さんが立ち上がり、【入野谷在来種復活プロジェクト】が発足しました。

 

以下、製粉と蕎麦打ちを担当するオットが作業中に撮った写真です↓

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4月いっぱいはご提供できるかなと思っておりますが、状況により終了時期が若干前後するかもしれません。またご案内させていただきますね。