ひねもすのたり。

日々と山と猫と蕎麦屋のこと。

▲霊仙山(1,094m) 2024年5月14日

14年ぶり、晴天のリベンジ山行となりました。

今回のルート

今畑登山口→南霊山→霊仙山最高点→霊仙山山頂→経塚山→落合登山口→今畑登山口

▲合計距離 11.7km

▲累積標高差 927m

▲コースタイム 休憩含め5:27

 

2か月ぶりの山行。「久々に鈴鹿の山へシロヤシオを見に行きたいなぁ」と思っていたけど、ヤマレコやSNSで直近の情報を調べるとどうやら今年はかなりの裏年らしくほとんど咲いていない様子。

じゃあどこへ行こうかと相談した結果、目的地がどんどん北へずれていき…最終的に鈴鹿山脈最北端の霊仙山へ行くことになりました。

霊仙山といえば、実は14年前に一度行ったことがあるのですよ。でもその時は悪天候のため9合目の経塚山で撤退したのでした。だから今回こそはピークをちゃんと踏みにいこう!という意気込みもありまして\(^^)/

山行当日朝4時頃に自宅を出発し、いざ滋賀県へ!

14年前は榑ヶ畑登山口から登りましたが、今回は今畑登山口から入山しぐるっと周回するコースにしました。※後から知りましたが現在林道土砂崩れのため榑ヶ畑登山口からの入山はできないそうです(霊仙山 榑ケ畑登山道通行止めのお知らせ | 長浜・米原・奥びわ湖を楽しむ観光情報サイト)

午前7時過ぎに登山口付近に到着しましたが、上の落合登山口周辺はすでに満車だったので今畑登山口の少し下の駐車スペースに停めました。平日でもすごい人気ですね…ちなみに土日は路駐で大変なことになるそうです。

7:35 身支度を整えいざ出発\(^^)/

味のある手書きの看板。霊仙山はりょうぜんざん、またはりょうぜんやまと読むそうですが、私はどうしてもりょうぜんさんと口に出してしまいます。「ざ」でも「さ」でも大差ないからまぁいっか~と思うけど、富士山をふじざんって読んだら変だよな…あ、フジヤマだといっぺんにカッコよくなるなぁ、エービバディサムライスシゲイシャ、なんちゃらフジヤマ…って米米CLUBが歌ってなかったっけ?

…ハッ、すでに思考がわけのわからない方向へ飛んでいってしまった。さてサクサクと登っていきましょう。歩きやすい道だけどのっけから結構な傾斜でふくらはぎが伸びる~。

わ、早速クリンソウが!他の方の山行記録で見かけて楽しみにしていたのですよ~。山で出会うのは数年ぶりかも。

針葉樹ばかりの林を登っていくと、突如立派な広葉樹が。いい佇まいだなぁ。

この大きな葉っぱはミズナラ?いつまで経っても樹木オンチなので違っていたらすみません_(._.)_

更に進み今畑廃村跡に到着。廃村や廃墟というと薄気味悪く感じてしまいがちですが、不思議とここはそういった印象はありませんでした。集落としての機能は完全に失っていても、人気の登山コースで人の往来多く、整備の手も入っているからなのかな。

ここにもたくさんのクリンソウ。後ろの趣ある建物は昔の学校か何かかな?と思ったら

お寺さんでした。正確な創建時期は不明だが1625年には宗金庵として存在していたらしい、とこちらのサイトに記載がありました→霊仙今畑集落 - 滋賀県多賀町 - historica

人口減少のため事実上廃村になったのは1970年代末頃とのこと…以前読んだ『日本人はなぜキツネにだまされなくなったのか』が思い出されます。

クリンソウの群生は、集落に人々が暮らしていた頃からあったのかな。

これからもたくさんの登山者を楽しませてくれますように。

さて、そんな廃村跡でしたがクリンソウ群生地の中にこんな看板が。マ、マメというか丁寧というか…!他の場所でもいくつか見かけました。決してお世話になりたくないけどこういうものがあるというだけで心強いですね。

廃村跡を過ぎぐんぐんと登っていきます。こちらはブナの木?新緑のみずみずしさよ。

広葉樹の森って幸せだなぁ…。

わ、一ヵ所開けているところがあり正面にピークらしきものが見えました。山頂か!?と思ったけどこんなに近いわけがない。地図を確認すると南霊岳かその手前の近江展望台の辺りかも。

少しずつ登山道の雰囲気が変わってきました。苔むした岩のゴツゴツが楽しい。

登山道脇にケルンが。お地蔵さんの後ろ姿のようにも見えますね。

私は自分のバランス感覚のなさを理解しているので、積まずに素通りします。

さて右側の斜面はしばらくこんな眺めが続いていましたが…

おや、突然草原のようになりましたね。あの上まで登れば景色がいいのかな?とも思ったけどそのまま登山道を真っ直ぐ進んだ私たち。

もしかしたらさっきの上のあたりが笹峠なのかね?と話しながら歩いていくと、

あら、ちょうど笹峠の看板が。

そしてすぐ近くにはにょ~~~んと曲がった木の枝。テープも巻かれているし、なんだ?と近づいてみると…

ベンチ…?おー…?あ、「おー様ベンチ」って書いてあるのかな?王様ベンチってこと?これは子供たち大喜びだろうな\(^^)/

この辺りはアップダウンもあまりなく、気持ちのいい森が広がっていました。

いやぁ、いいところだなぁ…!!!

見上げれば木々の間から青空。

おや、足元にはこんな植物が。この系統ってテンナンショウだかマムシグサだか名前がよくわからないのですが、直近の山行記録でみなさんウラシマソウと書かれていました。なるほど~。

あ、気になったのでちょっとだけ調べたらマムシグサウラシマソウもテンナンショウの一種なんですね。並列で考えちゃっていたわ、失礼しました。

更に、登山道を少し外れたところにはエビネらしき花が…!あらーきれいに咲いてるねぇちょっと遠いけど、なんて話ながら歩いていくと

登山道のすぐ脇にも見つけました\(^^)/

こちらは誤って踏まれないように枝できちんと囲われていました。健やかに育ちなはれ~。

別の場所には白いエビネも。可愛らしいですねぇ。

そうそうお花といえば!最近(5月半ば時点)霊仙山に登られた方の記録に必ずと言っていいほどヤマシャク(山芍薬)の写真が載っていました。どうやらどこかに群生地があるようなのです。とても可愛い花で、今回の目的のひとつに「ヤマシャクを見ること」も掲げていた私たち。ただどの辺りで見られるのか、詳しいポイントまでは調べなかったのですが…みなさんこの周回コースを歩いているようなので、どこかで見られるでしょう、きっと。

とりあえずこの辺りの森では見かけませんでした。先に期待ですね。

おっと、森を抜けたら目の前にゴツゴツの斜面が現れました。

わー、これが西南尾根のカレンフェルトか!

霊仙山は石灰岩からなる山で、カレンフェルトやドリーネなどカルスト台地特有の風景が広がっています。日本で一番有名なのは山口県秋吉台でしょうか。秋吉台古生代珊瑚礁が隆起してできたそうですが、霊仙山はどんな成り立ちなんだろう…

カレンフェルト石灰岩が雨に溶かされて出来上がる不思議な風景。以前浜松に住んでいた頃に竜ヶ石山でも見たことがあったっけ。

わ、この石面白いな、穴が空いていますよ。

いやーしかし急な登りです(;'∀')当然土の上を選んで歩くのですが、微妙に滑るところもあるんですよね…転ばないように気を付けねば。

ふと立ち止まって振り返ると…この絶景!!眼下に広がる新緑の森が美しい~~~。

お天気にも恵まれて最高\(^^)/

意外と長い西南尾根をじわじわ登り、少し平らなところに出ました。景色を眺めながら小休止しましょうかね~。

取り出したるはSAのコンビニで調達したおにぎり。20円引きにつられて買っちゃったけど何と何のマヨネーズだって??(頼むぜファミマ)

足元には可愛いニリンソウが点在していたので踏まないように注意。そういえば西南尾根って福寿草の群生地なんだっけ。ただこの山も鹿の食害が深刻だという記事を読んだことがあります。数年、あるいは数十年後には山野草も少なくなってしまうのでしょうか…。

そういえばヤマシャクはどこにあるんだろう?この先か、あるいは下山時に見られるのかな。

さて小腹が満たされたので再び登っていきましょう。まだゴツゴツが続きますが、ここを登り終えると…

近江展望台に到着しました。ここまでの景色も既に展望台並みでしたが、

あちら側もなんだか牧歌的な良い眺めですね。ぽこぽことした木が可愛いな。

ではこのゴツゴツ稜線を辿っていきましょう。

左側に石灰岩と木々の美しい森。

右側にはぽこぽことした新緑。

歩きながら、時々来た道を振り返ってみる。絵になる風景が多すぎて写真を撮る手が止まりません。

青空と白い石灰岩がよく似合う\(^^)/

これ、ちょうどいいところにテープが巻かれていますね。

お、風景が少し変わってきましたね。なんだか別の惑星にいるようです(地球から出たことないけど)。

うーむ、別の惑星というかサバンナっぽくもあるような…(サバンナも行ったことないけど)。

あら、まだゴツゴツロードは続くのね。これ意外とどこを歩いたらいいか迷いますね。よく見るとテープやマークがあったり、人が多く歩いた部分は色が付いているからわかるといえばわかるんだけど。気付いたらちょっと外れたところを歩いていたりして。

なんだか面白い形の石を発見。そういえばヤマレコで「オットセイ岩」って写真を上げてる人がいたような。これかな??

あ、違った、これ「恐竜の足」ってやつだ!!爪もちゃんと置かれていてすごくそれっぽい(゜゜)

色々見どころがあって面白いな。それはそうと左側になだらかなピークがいくつか見えてきました。方角的に左が霊仙山山頂で、右が最高点なのかな?あるいは奥の経塚山が見えているのかも。

まずは目の前にあるピークを目指しましょう~。地図によるとあそこは南霊山という名が付いているみたい。

ところでひとつ前に南霊岳というピークもあったはずだけどどこだったのかな?と思ったら、近江展望台を過ぎて少し進んだ辺りの左上だったようです。小ピークを巻くようにルートが作られていたからそのまま歩くと素通りしてしまうんですね。…って実はルート上を歩きながら「あそこの上が南霊岳みたいだけどどうする?寄る?」「うーん…まぁいっか」ということで知りながら素通りした私たちでした(;'∀')これが結果的に大きな後悔のもととなるのですが、それはまた後の話…。

南霊山への道のりもまた岩ゴツゴツ。ここでうっかり転んだら尖がった石がお尻に刺さりそう…ヒエー。

特に標識のない(気付かなかっただけかな?)南霊山に到着。ここにはコバイケイソウの群生が。きれいな葉っぱだな。

お次は最高点を目指します。

歩いてきた道を振り返りながらの楽しい稜線歩き。これで標高1000mなんだもんな…開放感がすごいわ。

10:15 霊仙山最高点到着です\(^^)/

あれ、あんなところに小屋がある…と思ったけど、後で確認してみたら経塚山方面か!霊仙山はいくつかのピークをぐるっと回るから方向感覚がおかしくなるわ(+_+)

まず進むのはこちらの山頂方面。あちらの方が少しだけ標高が低いけど、一度下ってまた登り返しなのですよね。がんばろー。

ものすごく歩きやすい登山道のあとは、

わーまたまたカレンフェルト!特徴的な石灰岩が目白押しです。

これとかすごいな。やわらかい石を巨人がにょ~んとひねって延ばしてそのまま固めたみたい。

登りの途中、左側に先ほど歩いてきた稜線が見えていました。人が歩いている姿が小さく見えますね。いいなぁこの感じ。

10:31 霊仙山山頂に到着しました!14年前は踏めなかったこのピーク、ようやくですなぁ。

わーこの山頂標識かっこいい…!!

おかか先生も記念撮影カシャッとな。

いやぁ本当にだだっ広い山だ…「悪天候時は迷いやすいため要注意」と書かれているのをよく見ますが、それはそうだろうなと思わず頷いてしまいました。今回のように晴れていれば「あっちが〇〇、こっちが▲▲、こっちから登ってきたから下りは向こうで…」と辿ることができるけど、すべてが真っ白だったらと思うとゾッとします。14年前の私たちよ、ちゃんと撤退してナイス判断だよ(自画自賛)。

山頂を過ぎたら経塚山へ向かうので、まずは分岐を目指して…

この道標にも山頂にあったのと同じタイプの金属の板が付けられていました。文字が抜かれているのが洒落てますね\(^^)/

あそこが経塚山、そして右側には避難小屋も見えます。

再び下って登り返しですね。

右側には別ルートを歩いていく人の姿が。地図には載っていないけど山頂をパスして最高点から経塚山へ直接向かうルートかな?あれならアップダウンがほぼないだろうな~…でも今回は絶対に山頂は踏みたかったし、と脳内でぐるぐる(;'∀')

歩きながら、何度も絶景に足を止めてしまいます。

赤茶色の土、白いカレンフェルト、そして青空。控えめに行って最高だ…!

お、経塚山の道標が見えた。あの佇まいカッコいいなぁ。どことなく越百みを感じる。

10:49 経塚山到着です。14年前は榑ヶ畑からここまで登ってきて撤退したのでした。

あの時はガスガスで視界ゼロだったけど、こんな風景が広がっていたのか…!!

さて眺めもいいのでここで大休止していきます。割引おにぎり再び登場。

あと、少し前に岡谷考古美術館で購入した縄文クッキーも持ってきましたよ~。「岡谷といえば」の外向きアウトロー顔面把手付深鉢、仮面の女神、遮光器土偶縄文のビーナス

土偶のクッキー型ってもしかして…と裏面を見たらやはりsacsacさんのものでした。オンラインショップ→クッキー型の博物館 – sacsac / cookie cutter museum

ただ岡谷の顔面把手付深鉢は別のメーカーさんのものみたい。オリジナルで作ってもらったのかなぁ、すごー。

縄文のビーナス、可愛い~。

オットに仮面の女神を渡したら、伊吹山に登らせていました。…あっそうそう今更ですが向こうに見えているぽっこりした山は伊吹山だそうです!

昨年登山道の崩落が起こったため、残念ながら現在は麓から登ることができないそうですね…ただ伊吹山ドライブウェイ9合目から山頂までは行けるとか。伊吹山特設サイト/米原市

クッキーをぽりぽり食べながら下を眺めると、小さな池のようなものが見えました。周辺を散策する人や座って休憩している人がちらほら…あの辺りに何かあるのかな?まぁ行ってみればわかるかな。

ではしっかり休憩したので下山開始しましょうか~。下へ伸びる登山道をそのまま歩いていくと分岐があったのでヤマレコアプリでルートをチェック。

オットの親指にとまった緑色の虫、この日何度か見かけたけどきれいだな~…と思いながらぼんやり眺めていたら、たまたま前を歩いていたご夫婦から「こっちに池がありますよ~」と声をかけられました。

わっほんとだ、きれい\(^^)/これがさっき上から見えていた池なのかな~。

更にご夫婦は「ここ、見てくださいよ、おたまじゃくしがすごいですよ」と。え~おたまじゃくしって別に珍しいものじゃないけどな…と思いつつせっかく声をかけてくれたから見に行ってみると

うっわ!!黒っ!すごっ!(゚Д゚;)

予想をはるかに上回るおたまじゃくしの大群でした。そういえば14年前に来た時は蛙の声がものすごくにぎやかで、登山道を歩く姿も見かけたような。

さて、池のところまで来たはいいけどこのまま先に続いている道を行けばいいのかな?と改めてルートを確認すると…

オット「あ、ルート外れてるよ!正しいのはこっちだ」

ヤマレコのスクショはこんな感じ。1040(経塚山)から北西に伸びる道を進んでしまったけど正規のルートではなかったんですね。そのまま先まで行っても最終的に合流しそうではあるけども…まぁちゃんとしたルートを行った方がいいか、ということで谷側へ下りた私たちでした。

正規ルートに復帰。この山はこんなふうにあちこちに枝道というか踏み跡があって、結果的に大きくずれていくことはないんだろうけども少々惑わされました。

おおーこちらにも池が。そばにある大きな木も合わせてなんだか良い雰囲気だなぁ。

そうそう、この辺りはなんだか絵になる木が多かった印象。

諸星作品の「連理の枝」をふと思い出す風景だけど雰囲気だけで実際は全然違うな確か。

雲が…木に乗っかったソフトクリームのように見えなくもない…(食い意地が張っている)。

わーなんだあの猫耳石灰岩!可愛すぎるんだが(=^・^=)

引き続きこんな風景の中を歩いていきます。

あの木もいい佇まいだな。あ、そういえばどこかに鳥居と池があったはずなんだけど…と以前の記憶を辿りながら歩いていくと、

あ、見えてきた!ちなみに前を歩いているのは先程おたまじゃくしを教えてくれたご夫婦。あのあと直進したようですがやはり正規ルートと合流するんですね。

霊仙神社の鳥居、そしてお池。14年ぶりにお邪魔しております_(._.)_前回はガスガス真っ白な中に突然この鳥居が現れて、不気味…と言ったら神様に怒られてしまいそうだけど、異界に迷いこんでしまったのではないかと心細くなったのをよく覚えています。蛙がゲコゲコ散歩していたのもこの辺りだったっけ。

標識の右側には「お虎が池」の文字。そうだ、そんな名前でしたね。

ちなみに14年前に訪れた時はこんな看板もありました。「この池はびわ湖の元形をしています」…そういえばそんなこと書いてあったっけか(゜゜)

琵琶湖の形に見える?よくわからないけど、公式の供給はそのまま受け止めますよ。

神社とお池を再訪できてひと安心。引き続き下っていきましょう。

カルスト台地上ではいくつかのドリーネが見られます。ドリーネとは、雨水や地下水が石灰岩を溶かすことで作られる地表の窪地。先程のお虎が池やその上で見たいくつかの池はドリーネ池と書かれていたので、このような窪地に水が溜まってできた池のようです。いやはや、普段の山登りではなかなか見ない光景に目が奪われますねぇ…。

七合目まで下りてきました。お猿岩と書かれていたけど、どれがそうなのかはわからず(・・;)ここから先は樹林帯に入るので開放的な眺めともお別れ。

振り返って、最後に一枚カシャッとな。写真に写り込んでいるのはこれから山頂を目指すお兄さん。お気を付けて!

さて樹林帯に突入。ここからしばし狭くて急な下りになるのですが…これが滑るのなんの(;´Д`)

後ろには先程前を歩いていたご夫婦(おたまじゃくしの)がいらしたのだけど、時折「わー!」「こりゃ滑るわ!」という声が聞こえてきました。ですよね…!と心の中で相槌を打ちつつ、転ばないよう細心の注意を払いながら必死で下ります。

そして下りながらふと思いました。「あれ、ヤマシャクは…?ねぇヤマシャクは??」と。

道中でそれらしきお花は見かけなかったよね?一体どこにあったんだ?まさかこれから現れるのか!?などと話しつつ下ります。滑る急坂が終わって少し平和な道になったので、どこかにヤマシャクがないかキョロキョロ。

やっぱりない…楽しみにしていたのに見れなかった…。残念な気持ちもあったけど、好天の下で久しぶりの山歩きができたんだ、それだけでも幸せだと思わなければ罰が当たるぞ。そう気持ちを切り替えて下っていきます。

汗拭峠に到着(クマの看板が目立つな…)。ここが榑ヶ畑方面との分岐になっているんだっけ。

初めの方にも書きましたがこちらは現在通行不能とのこと。いつかまたの機会があったら再び歩いてみたいものです_(._.)_復旧作業も大変かとは思いますが…

さてしばし平和な道が続きましたが、ロープありの急坂が現れました。しかも足元はズルズル滑る…ヒィー。普段クサリやロープにはなるべく頼らない派ですが、ここはロープの力を借りなければとても無理でした。助かりました…!!

下りきって歩いていくと、目の前に何やら見慣れない花が。これ何だ?と思っていたらオットが「あーこれキリの花じゃないかな」と。えっ、キリって桐箪笥の桐?こんな花なんだ!

オットいわく「何年か前に地元の人と一緒に木を伐りに行った時にあって教えてもらった」とのこと。へぇ~まだまだ知らないことだらけだなぁ(゜゜)

最後は川沿いに付けられた道を歩く形になりました。…あ!そういえば他の方の山行記録に「三回渡渉する」って書いてあったっけ…。渡渉が大の苦手な私、大丈夫かなと不安に思っていると

早速ありました、渡渉第一ポイント。※渡ったあとの写真です

ロープに捕まりながら石の上をポンポンと。なんとか通過。

そして第二ポイントは写真を撮り忘れたのですが、どこを渡ればいいかよくわからず比較的川幅が狭いところを適当にバシャバシャと。

そして第三ポイント。※これも渡ったあとの写真

写真右に写っている丸太の橋を渡ったと書いている方もいたのですが、現地で見てみたらオットですら「この橋はちょっと…」と尻込み(写真よりも結構な傾斜でした)。結局橋の近くを何とか渡って事なきを得ました。はぁーーーーー個人的に三回の渡渉が最大の難所でした(多分皆さんはもっとすんなり渡ってる)。

さてここまで来たら後はほぼ林道歩き。退屈ではあるけどもよそ見しながらでも安全に歩けるのでほっとしますね。

落合登山口近く、ふと右側を見ると小さな神社がありました。第六感やスピリチュアル的な力は一切持ち合わせていない私ですが、なんとなく惹きつけられるものがあり、お詣りしていくことに。

こちらで何枚か写真を撮ったのですが、その話を始めるともう少し長くなってしまいそうなのでまた次回にしておきます_(._.)_

≪6/11追記≫落合神社さんの話を書きました。

 

そして13:06、登山口下の駐車スペースまで無事に戻ってまいりました~~~\(^^)/

怪我なく事故なく、素晴らしい景色に出会えた充実の山行でした。ありがとうございました。

下山後の話。多賀SAでソフトクリーム休憩をしながら「結局ヤマシャクはどこにあったんだ??」と改めて調べ直した私たち。

すると…なんとおたまじゃくしの池の先、私たちが「ルート外れてるよ」と途中で離脱した道を真っ直ぐ進むと群生地があったようです…

あと、近江展望台の先にあった南霊岳を巻かずに立ち寄った人が「ここにもありました」と書かれていて…

そ、そこだったのか~~~~~!!!!(;´Д`)

行けばわかるかなって思ってたからさぁまさかルートを若干外れたところにあるなんて思わないじゃん…… いや、これは完全に私のリサーチ不足だ…

今回は残念無念だけどまた次回行くための目的がひとつできました。初夏の霊仙山、必ず再訪するぞ~~~。そしてまた多賀SAで信楽焼ニャンコの仲間を入手しよう。

 

こんなへっぽこな山行記録でしたが、読んでくださりありがとうございました。