ひねもすのたり。

日々と山と猫と蕎麦屋のこと。

夏の医者。

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朝晩はだいぶ涼しくなってきたけど日中はまだまだ暑いな… ということで閉店後の片付けをしながら枝雀さんの『夏の医者』を久々に。

 

夏の炎天下!

お日ぃさんが カ〜〜〜〜〜ッ

とっさまとっさま、ちょっとなんじゃれ一服しましょうかぃ朝早くからやりましたでのぅ働くばかりが能じゃありゃせんでのとっさま、とっさまとっさまとっさま… とっさまおりゃせんのう

 

日射病で倒れたお父さんのために、山を3つ越えた隣村までお医者さんを呼びに行く孝行息子。

昔の話にはよく「山をいくつ越えて」という表現が出てきますが、改めて考えてみると本当に大変なことですよね。

舗装路やトンネルはもちろん、整備された登山道もなく。遊びで山に行ってヒャアヒャア言っている私のなんと軟弱なことよ。

 

…そういえばすんきのおじさんこと上松町の百田さんは猟師もされているのですが「昔、木曽の山で熊を追いかけてたら伊那谷まで行ってしまった」と冗談なのかよくわからない話をされていまして、それもいわば山をいくつも越えて向こうの町まで…ですよね。

…いや本当に大変なことだな!?

今は車でお医者さんに連れていける、あるいは来てもらえる。ありがたや。

 

とはいえ夏の外仕事には十分気を付けて、そして山ではウワバミに飲まれないように注意…ですね。