昨年末から少しずつ読み進めていたシュトルムの『みずうみ』。年始に無事読了したのでお店の本棚に置いておこうと思ったのですが、
ドッグイヤーだらけだったので慌てて自宅用本棚へ戻しました。ちなみに上の写真はまだ読んでいる途中の様子。このあと後半でもいくつか折った箇所があります。
『みずうみ』が書かれたのは1849年。関泰祐さんが翻訳されたのは1936年、その後1952年に改訳(ちなみに私の手元にあるのは2008年第67刷)。初めて目にする言い回しや知らない風習などが多く、そういった意味でも面白い読書体験でした。もちろん「この表現はなんて素晴らしいんだろう」という箇所もたくさん。改めて読書メモとしてまとめなければな。
そうそう、今年はちゃんとノートに読書メモを書き出していこうと思っている次第であります。現在はスマホのメモアプリを使っていまして、それはそれでいいんだけど買い物メモなどと同じものを使っているので「スーパーで卵」「ホームセンターで洗剤」の合間に「ゲーテは自然の中に神を見るようになった(絶望名言より)」が挟まっていたりして。控えめに言ってカオス。
別のメモアプリを使うか、それともやはりノートなどに書き出すのがいいかな… とあれこれ考えていたら、ちょうどSNSで「みなさん読書記録はどのようにつけていますか」と質問をしている方がいて、リプ欄を見るとおすすめの方法(便利なアプリやまとめ方など)が目白押しで非常に助かる…!!
そういえば私もブクログ(アプリ)はずっと使っているんだけど、感想を書いたことは一度もなくて、「気になる本や読みたい本が出現したときに検索して本棚に溜めておく」という使い方しかしていません…それだけでも便利なんですけどね。「あの本ってなんてタイトルだっけ??」ということがよくあるので。
おまけ。読書中は博物館などの入場券を栞として使うことが多いのですが、今回は井戸尻考古館でした。双眼五重深鉢のイラストが印象的。
『みずうみ』についてはまた改めて綴りたいと思います。素敵な一冊でした。