ひねもすのたり。

日々と山と猫と蕎麦屋のこと。

ネギ、救出。

今朝の窓。いつも午前3~4時頃に起きるオットいわく「外の温度計が-10℃だった」とのこと。ヒエッ…確かに予報はそのくらいだったけどこんなに冷え込むのは久々だわ。

でも今日はお天気が良かったので助かりました。東の山の上から朝陽が射すとあちこちじんわり暖かくなって。

良い光景です。

さて今週は全国的に寒い日が続きましたが、ひとつ「失敗したな…」と後悔したことがありました。それは、畑のネギを十分に抜いておかなかったこと。

冬は土が凍るのでネギがなかなか抜けなくなってしまいます。普段は比較的暖かい日の昼間にある程度の本数をまとめて抜いて米袋に入れ、屋内に置いておくのですが、それをしそびれたまま寒波を迎えてしまったのでした。最優先はお店の薬味用なのでその分はもちろんキープしましたが、そうすると自分たちの日々の料理で使う分が足りない…。幸い白菜やらさつまいもやらにんじんやら他の野菜はあるのでそれで何とかなりましたが、目の前の畑にネギはたくさん植わっているのにネギたっぷりの味噌汁が食べられない悲しさよ(;'∀')まぁ私がポンコツなのが悪いのですが。

一応チャレンジはしてみましたが、やはりガチガチの凍み凍みでネギはびくともせず。無理に抜こうとして途中で折れてしまったものも…すまぬ…。

しかし!今日の午後にようやく土が少し緩んだのか(まだ雪はあったんですけどね)、畑に出たオットから「抜けたよ~」と嬉しい報告が。

おおおおお助かる~~~!!!これでまたせっせと料理にも使える。ありがたや。

数年前、とあるご近所さんがネギを分けてくださったときは「すべてのネギを一度引っこ抜いて、別の場所に生ける」ということをしていたのですが、自分たちでネギを育てるようになってからは実践していなかったんですよね… 何年経ってもこういうところが迂闊なんだな。面倒くさがらずにちゃんとせねば。

…ところで、「生ける」の漢字はこれで合ってるんだっけ…。信州ではよく「いける」という言葉が使われるのです。里芋なんかも「これ土にいけときゃしばらくもつよ」と言われたり。いつも耳で聞くばかりだから漢字変換をあまり気にしたことがなかったな、違っていたらすみません。

漢字がわからないといえば「かみ雪」も。かみ雪とは南岸低気圧によって中信・南信に降る雪のこと。テレビの天気予報でも「明日はかみ雪になりそうです」といった感じで使われていますが、最初に聞いた時は神雪??とハテナマークをたくさん飛ばしてしまいました。由来については諸説あるそうですが、上方(京都)に近い方面で降るから「上雪」というのがよく聞かれる説のようです。

さて今回の雪は大ごとにならず済みましたが、そのうちに上雪がどかっと降るようなことはあるかな…ほどほどでお願いします_(._.)_