先日、『諏訪史第一巻刊行100年記念スタンプラリー』についての話を書きました。【過去記事:諏訪の歴史を巡るスタンプラリー。 - ひねもすのたり。】
残りあと4か所だったので「1日2か所と考えるとあと2日あれば回れるか~」と思っていたのですが、オットから「3月は意外とやることが多くて時間ないよ。一日で全部回ろう!」という要望があり…
じゃあ頑張って回るか!と出かけてまいりました。
内容については改めて振り返るとして、取り急ぎざっくりメモ。朝のうちに飯島を出てまずは諏訪市博物館へ。写真は明治末から大正の初め頃の標本とのことですが、デザインがおしゃれというか可愛いというか…!
次は岡谷考古美術館。
私たちは普段ひとつの施設につき1時間半~3時間ほどかけてしまうので、この日は結構な駆け足で見て回りました。が、この資料コーナーの新聞記事を読む時間は外せない…!「現在見つかっている中で一番古い縄文土器は1万6500年前のもの」というのは常識になっていますが、それが見つかった頃の新聞があって見入ってしまいました。他にも気になる記事がたくさん。
次は尖石縄文考古館。『諏訪史第一巻』に携わった人々の相関図が。これ、いいなぁ。
それと館内の諸星大二郎要素が増えていました。写真はまた改めて。
最後は八ヶ岳美術館へ。こちらでは現在大石遺跡の企画展もされているのでちょうどよかったです。ただ気になったのは美術館の公式Xに「辿り着ければ貸し切りですよ」と書かれていたこと…。そう、ここは標高1300mほどもあるのです。しかも雪の日に訪れてしまったので路面状況は決して良くはなかったけど、無事に辿り着けてよかった。
いや、まだ辿り着いていない。駐車場から数分程度ですが森の中を歩いて美術館へ行かねばなりません。傘もささず(させばよかったねぇ…)、山用レインジャケットのフードをかぶり、雪の中をざくざくと。
枝も実も凍り付いている。芸術だわ。
無事に辿り着いた館内は相変わらずの美しい風景でした。前回は阿久遺跡の尖底土器が並んでいた一等地に、今回は大石遺跡の土器がずらりと並んでいて壮観。
さあこれでスタンプがすべて揃った!井戸尻閉館17時には十分間に合いそうなのですぐさま向かいます。スタンプ4つでブックカバー、7つでオリジナル手ぬぐいプレゼント。ただ先日の時点ですでに手ぬぐいは残りわずかとのことだったので、もうないだろうなぁ…いやもしかしたら奇跡的に残っているかも…?いや、でも…
ドキドキしながら井戸尻考古館へ行き、受付でスタンプの台紙を見せると
「ごめんなさい、手ぬぐいはすべて出てしまって…」
あ、そ、そ、そうですよね~!!!!!
(そんな予感はしていたけどややショック)
ただ、
「でもせっかく来ていただいたので…もしよかったらブックカバーを2枚ずつ受け取ってください」と言ってくださり
お言葉に甘えて二人分で計4枚いただいてまいりました。ありがたや~~~。
あと、最後の最後でようやくですが、こちらの書籍もちゃんと購入してまいりました。ずっしり分厚い…。積ん読にならないように少しずつ読み進めよう。
帰りの道中でまたテンホウ。前回食べて美味しかった白みそラーメン再び。オットも同じものを。これいつまであるのかな、次はいつ行くかわからないけどまだあったら食べよう~。
そんなわけで最後はだいぶ駆け足になってしまいましたが、『諏訪史第一巻』にまつわるスタンプラリーを無事完走いたしました。普段こういうイベントごとって滅多に参加しないのですが、今回はなぜ雪の日に駆けずり回ってまで巡ったのか…プレゼント目当てというわけでもなかったのですが(とはいえオリジナルグッズはとても嬉しいけど)。
でも今回のことがきっかけでまだ訪れていなかった考古館や資料館に行くことができたし、知らなかったたくさんのことに触れられたのはとても良かったなと思います。
普段ゆるゆると過ごしているから、たまにはこういう勢いで動く機会があってもいいかもねぇ… と、よくわからない結びになってしまいましたが、今日はもう遅いのでそろそろ寝ます。
また改めて振り返りをば_(._.)_