ひねもすのたり。

日々と山と猫と蕎麦屋のこと。

おこぎ、アーヴィング、そして亀。

 

今日は暖かいを通り越して暑い一日でした。窓を開けたら多少いい風が入ってきたものの、今シーズン初のむわっとした空気。

今年も気付いたら畑のおこぎが青々としていたので、慌てて収穫しました。ぷちぷち新芽を採るだけなので簡単な作業ですが、たったひとつの難点は枝にご立派なトゲがあること…!!うっかり刺すと痛いんだこれが。

もう何年も前に、とあるおばあちゃんから「新芽が出る前の冬のうちに分厚い手袋でざーっとトゲを取っとくといいよ」と教わったのに、毎年忘れてしまいます。そして今年も…。

トゲにさえ気を付ければあとは簡単。ざっと洗ってお湯を沸かし30秒ほどゆでるだけ。あく抜きなど面倒な下処理がいらないのが助かる~。一番簡単な食べ方はお醤油+鰹節でしょうか。以前作ったおこぎご飯も美味しかったな。

 

話はがらりと変わり、読書メモというほどでもないメモ。

『アンドロイドお雪』も読み終わってしまったので次は何を読もうかと本棚の前をウロウロしていたら、アーヴィングの『スケッチブック』が目に留まりました。おそらく20年くらい前に読んだきりだな~と懐かしく思い、ここ数日ちまちまと読み進めています。

ところでアーヴィングというと私の脳が即座にジョン・アーヴィングと変換してしまうのですが、本の表紙をよく見たら「W・アーヴィング」と書かれていて

お、お、お、お前ワシントン・アーヴィングだったんか…!!

と勝手に驚愕してしまいました。大変失礼しました。

あれ?ジョン・アーヴィングって誰だっけ…?と思ったら、そうか、『ホテル・ニューハンプシャー』の作者か。あの話もすごく面白かった記憶があるので再読したいような気もするけど結構読むのがつらいところもありますよね。うーむ。

 

読書は亀の速さで進むが読書メモは進まず。相変わらず時間の使い方が下手すぎて悲しみ。

 

…そうだ亀の速さといえば(また脱線すみません)。

昨年頃から氷結のCMでレミオロメンの南風が使われていて内心「ひゃっほう」と思っているのですが、あの曲を聴くたびに『亀は意外と速く泳ぐ』が思い出されてしまって。この映画の主題歌だったのですよ。

もはや記憶もおぼろげだけど、激ゆるコメディでとても面白かったなぁ。友達役の蒼井優ちゃんがヒッチハイクでトラックを停めて「乗らないのぉ~~!?」ってものすごくヤンキーっぽく叫ぶシーンなかったっけ?あと上野樹里ちゃんがカフェで要潤の話を適当に「ハァイ、ハァ~~イ」って半笑いで聞き流していたような。機会があればまた観たいな。

レミオロメンよ、なるべく長くCMで使われておくれ。そして毎回私に亀のことを思い出させてくれ。

ではそろそろおやすみなさい。