ひねもすのたり。

日々と山と猫と蕎麦屋のこと。

イバラードへの旅。

先日訪れた井上直久展@小海町高原美術館

このときの投稿(過去記事:県内小旅行。 - ひねもすのたり。)でも少し触れましたが、北信東信方面に行ったときにたまたまこの作品展のことを知り嬉々として現地に向かったのでした。

井上直久さんといえば2月の投稿で「いつかまた作品展に行く機会があれば…」と書いたところだったので、こんなに早く機会に恵まれるとは感激です。(過去記事:イバラードの世界。 - ひねもすのたり。)

(館内は条件付きで写真撮影OK)

ずらりと並ぶ様々な作品たち。イバラード博物誌からの作品も多かったけど、その後に出版された画集のものもたくさん。

井上直久さんの作品を直に拝見するのは、おそらく30年ぶりくらいになるのかな。私が一番好きな「交信」はなかったものの大満足の空間でした。

一画には、私が井上直久さんを知るきっかけとなった映画『耳をすませば』関連作品も。そうそうこのポスタービジュアル!作中だとバロンが登場するシーンの背景を描かれていたんですよね。懐かしいなぁ。

絵画のほかにはこんな陶芸作品も。異国情緒あふれる不思議な建造物たち。小人になってこんなところで遊んだら楽しいだろうな。

静かな館内でひとつひとつの作品を眺めていくと、どこからか声と音が…。なんだろう?と思ったら奥に設置されたモニターから映像が流れていました。井上直久さんご本人のご挨拶から始まり、数分経過したところで突如「では実際に描くところをご覧にいれましょう」という展開になり、わくわくしながら眺めていたら…

 

え?え?こんな描き方してるんだ…!!??

 

想像とまったく違い、控えめに言って衝撃でした。展示室の最初に戻ってもう一度すべての作品を見返したくなったほど。はー…センスある方には凡人とはまったく違うものが見えているんだなとつくづく感じますね…すごいな…。

 

すべての展示を見終わり、最後にショップをウロウロと。イバラード博物誌のシリーズがあればほしいなと思ったのですがそちらはなかったので、こちらの「イバラード物語」とポストカードを購入。

いやぁ、素晴らしいひと時でした…ありがとうございました。

こちらの作品展は6/8(日)までなのでご興味のある方はぜひぜひ。

www.koumi-museum.com