ひねもすのたり。

日々と山と猫と蕎麦屋のこと。

大根葉を干す。

今日は朝から雨。というよりも夜中にはもう降りだしていて、午前3時台のドジャーーーーーッという音に「何事だ!?…あぁ雨が降ってるのか」と目を覚ましたほどでした。

こんな天気にも関わらず、思いがけず多くのお客様にお越しいただきました。まことにありがとうございました。

 

さて、昨日までは好天が数日続いておりましたが、その間に…

大根の葉を干しておりました。以前ちらっと書いた、干した葉で作る菜飯が食べてみたくて。

2~3日干してある程度カラカラになったので「そろそろいいかな、明日から天気が崩れるし」と思いひとまず家の中へ。そして今朝… あれ、既に湿気でしなしなしている…!?

このまま保存は良くないだろうな、ということでオーブンで仕上げをすることにしました。確か110℃くらいで20分の設定で始めたのですが、10分過ぎたくらいですっかりカリカリになっていたような(今朝のことなのに記憶がおぼろげ)。

手で掴んだそばからほろほろ崩れていくので、そーっと袋に入れ、外から手でがしゃがしゃと。葉っぱの部分はだいぶ細かくなりました。茎の部分は残ってしまったのであとでハサミで細かく切ろう…と思いつつまだできていません_(._.)_

 

さて今回葉っぱを干すにあたり皆さんがどういうふうにされているのか調べてみましたが、茹でてから干す、茹でずに干す、干したものを水で戻す、熱湯で戻す、戻さず使う… など様々な方法がある模様。

私は茹でずに生の葉っぱを干したのですが… あれ、ちょっと待て、大根の葉っぱってシュウ酸があったような…?

急に不安になり調べてみましたが、やはり葉っぱにはシュウ酸が含まれているので下茹で必須とのこと。生で干して戻すときにさっとゆがくのでもOKなのかどうか気になるところではありますが…

 

じゃあ次回は下茹でしてから干してみようかな。

実を言うと、普段オットが大根の収穫をするときは1~2本どころかいっぺんに数本(お店用の辛味大根だと数十本)採れてしまうので、大量の葉っぱを茹でて刻んで小分け冷凍する作業が非常に面倒だなと内心思っていたのです(食材としては本当にありがたいのですが)。

それで今回のように茹でる工程なしで干してカサが減ればだいぶ扱いやすくなるな、非常に楽ちんだ!…とほくそ笑んでいたのですが。何事も面倒くさがってはいけませんね、がんばろ~。

 

おまけ。

葉っぱの話ばかりでしたが、大根の本体はお店でお出しする漬物にします。お店を始めたばかりの頃は漬物レシピをあれこれ試して「どれがいいんだ…!?」とかなり頭を悩ませていましたが、もうここ数年は同じレシピに落ち着いています。

ちなみに夏になるとキュウリの漬物に替わります。あとはたまにウリとか、カブとか。

簡単なものばかりですが、シンプルイズベストですね(個人の感想です)。