ひねもすのたり。

日々と山と猫と蕎麦屋のこと。

畑の違い。

先週から入野谷在来種の畑が変わっています。

「産地」ではなく「畑」で違いが出るの?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが…これが結構違います。今回は良い方の違いだったようで、製粉・蕎麦打ち担当のオットいわく「ものすごく打ちやすい…!!」そうです。

昨年秋の新蕎麦入荷時から何度か書いておりますが、オットが言うには「今年の蕎麦はとにかく扱いづらい」とのことで、これまでと同じ粗挽きにするとつながらなくなってしまうそうなのです。そのため当店にしては若干細かめに挽いているのですが、今回の畑の蕎麦ならもう少し粗挽きに戻しても耐えるのでは…?とのこと。

ちなみに↑上の2枚が今回の畑のもの。まぁこれでも一般的には粗挽きではありますが…

↓下の写真は昨年までの入野谷在来種。

改めて見るとつぶつぶ粗挽き感がすごいな… でも今まではずっとこうだったのですよね。

今回の畑の蕎麦をずっと仕入れられればありがたいのですが、数に限りがあるためそれはさすがに難しく、またそのうちに元の畑に戻るようです。

 

ちなみにオットは「扱いにくい…打ちづらい…」と散々嘆いていますが、味や風味はすこぶる良く、おかげさまでお客様からもご好評をいただいておりますm(__)mそれが何よりありがたいことであります。

 

次の新蕎麦は、また粗挽きが復活できるくらい扱いやすい蕎麦になりますように…!!いやその前に無事に豊作となりますように。(って種まきもまだこれからなのですが)

そう願わずにはいられません。