またその話かよ!とうんざりされてしまいそうですが…今日も南アルプスのことを考えていた私。
「そういえば9年前に烏帽子から小河内岳へ向かった時も片側が崖になっていて怖い思いをしたなぁ…」とぼんやりと思い、どの辺だったっけ?と過去の写真を漁ってみました。
↑2012年8月。確かこの辺だったはず。
そうそう、ここだ。ザレザレの斜面だったから気を抜くと奈落の底まで吸い込まれそうで、行きも帰りも緊張したっけ。でもあんまりここの話って聞かないなぁ。最近はどうなっているんだろう…
と思って今年9月に烏帽子まで行った時の写真を眺めてみると、
↑2021年9月。
ああ、ここだ… あれ??
あ、登山道が内側に変わってる!!※黄色で描いた線が過去の登山道
そうか…当時も怖かったけどいよいよあそこは通れなくなってしまったんだなぁ。上からの写真を見る限りこれなら怖くなさそうだわ(この時は烏帽子山頂のすぐ先までしか行かなかったのでこの場所は通らなかったのです)。
ほんの数十メートルのことだけど、数年間で山の形が変わっていくことを実感して少しゾッとしてしまいました。
…とはいえ私たち一般ハイカーはただ歩くことだけ考えていればいいけど、山小屋関係者さんや山の管理・整備に関わる方々にとっては大変な問題ですよね。上の登山道だって、当然どなたかの人の手で「ここはもう危ないからこっち側に道を作ろう」と作業してくださったわけですし。
山を守ってくださるすべての方々への感謝を忘れないようにしなければm(__)m