ひねもすのたり。

日々と山と猫と蕎麦屋のこと。

書とジオパーク。

当店のお客様による個展のお知らせです。

飯島町内で書道教室を営まれている藤井璃石さん。

書道もされつつジオパークに関わるお仕事もされていたというお話を以前お聞きしたことがあるのですが…(多才すぎて私も把握しきれておりません…)

なんと現在、風の谷絵本館さんにて〚書×ジオパーク展〛という面白い個展を開かれています。

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ジオパークとは「地球・大地(ジオ:Geo)」と「公園(パーク:Park)」とを組み合わせた言葉。「大地の公園」を意味します。
地球を学び丸ごと楽しむことができる場所として、日本国内では44地域が日本ジオパークに認定されているとのこと。

風の谷絵本館さんの隠れ家的展示室にて、藤井さんの書とジオパークについてじっくり触れてみてはいかがでしょうか。

詳しくは↓

tasuki-shodo.my.coocan.jp

 

先日私たちも個展にお邪魔したのですが、そこで初めて知った衝撃の事実…

南アルプスは海の底が隆起することで形成された山岳なのですが、現在も年間4mmという世界でもトップレベルの速さで成長しているのだそうです…(・・;)山登りを始めた頃から南アルプスに心惹かれていた私ですが、恥ずかしながら全然知りませんでした。

そこでふと思い出したこと。

南アルプスといえばたくさんの崩壊地があり、以前から「どうしてこんなにあちこち崩れているんだろう」と気になっていたのです。

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三伏峠烏帽子岳付近から撮影

この崩壊も、山が成長を続けていることで起こっているのですね。

謎が解けました。(もしかしたら皆さん既にご存じのことかもしれませんが…)

 

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先程「南アルプスに心惹かれていた」と書きましたが、私たちはいまだに小河内岳より南に足を踏み入れたことがありません。荒川三山や赤石岳聖岳、光岳などなど。いつか長期の休みを取って歩きたいな~と、いつかのつもりでいたのですが…

数か所ある崩壊地、中でも一番恐ろしいといわれる【荒川大崩壊地】の最新情報を知りたくてヤマレコなどを見てみると、皆さん「ここは本当に緊張した」「疲労もあったから四つん這いで通過した」更には「来年はもう歩けないかもしれない」などなど書かれているのです。

「来年はもう…」のコメントについては大げさなんじゃないかな?と思ったけど、色々調べてみるとこの崩壊の進み方ではいつ登山道がなくなっても不思議じゃないんだな…きっと。

ならば行けるうちに行っておきたいなと思いまして、歩くならどんなコースで行こうかと考えている今日この頃です。

できれば鳥倉登山道から入山して荒川三山、赤石、聖と歩いて易老渡に下山したい(光はまだ別の機会に)。一般的ハイカーの私の足だと4泊5日くらいは必要かな。この場合、車は鳥倉と芝沢ゲートにそれぞれ置いておくつもり。

それとも二度に分けて鳥倉~荒川三山(行ければ赤石)、芝沢ゲート~聖、光を歩くか。←とはいえどちらもそれなりに日数はかかるなぁ。

 

少なくとも今年はもう行かないし来年だってどうかわからないけど、ついつい考え込んでしまいます(;'∀')まあ、みっちりとした計画とイメトレは大事ですからねぇ(と言い訳)。

長い道のりになるからちゃんと歩けるかというのもそうなのですが、やっぱり気になるのは崩壊地の通過…。実際に歩いたことのある方、いらっしゃいましたらどんなふうだったかぜひ教えてくださいませ~m(__)m