ひねもすのたり。

日々と山と猫と蕎麦屋のこと。

考古資料館・博物館お出かけまとめ2024。

2024年もいよいよ終わり、ということで考古資料館・博物館関連のお出かけをまとめてみました。ひとつひとつじっくり振り返ると長くなってしまいそうなので、なるべく写真1~2枚ずつで簡潔に_(._.)_

1/1 梅之木遺跡(北杜市)

とらじさんに会うための放光寺(甲州市)詣での帰りに立ち寄りました。八ヶ岳南アルプスの眺めが最高。

 

1/9 埼玉県立歴史と民俗の博物館

どうしても行きたかった特別展「縄文コードをひもとく」。展示も図録も素晴らしかった。中部高地周辺では見たことのない不思議なものばかり。

常設展もかなり見応えあり。ボランティアガイドさんの解説も聞かせていただきました。

 

1/10 保渡田古墳群 八幡塚古墳(群馬県高崎市)

埼玉の翌日は「古墳王国」群馬県へ。

1/10 かみつけの里博物館

八幡塚古墳のすぐ隣にある博物館にも立ち寄り。こちらは常設展。

特別展「弔いのかたち」もじっくり拝見いたしました。

 

1/10 群馬県立歴史博物館

特別展「はにわ祭り」でHANI-1(ハニワン)グランプリ開催中でした。写真は堂々1位の人物埴輪(笑う埴輪)。

常設展。数々の国宝の迫力に圧倒されるの巻…。

博物館を出たあと、近くの観音山古墳にも行ってみました。あの方々がここから出土したのか…。

 

1/16 山梨県立考古博物館

特別展「発掘が語る地域交流」(フォッサマグナがつなぐ4県を巡回)を見るために。津南町道尻手遺跡の火焔型土器が来ていて感激。

 

1/16 南アルプス市ふるさと文化伝承館

鋳物師屋遺跡の出土品大集合という企画展目当てに。ピ~スやラヴィちゃんも素晴らしかったけど、一番気になったのはこのお方。

 

2/1 北杜市考古資料館

火水休館のため、冬の木曜日しかチャンスがない!ということで出かけてきました。写真は金生遺跡の再現。

金生遺跡はすぐ近くにあるので、帰りに立ち寄りました。八ヶ岳の眺めが素晴らしいな。

 

3/12 井戸尻考古館

藤森栄一没後五十年企画展「井戸尻と藤森栄一」を目当てに。常設もじっくり拝見しました。

 

4/23 大桑村歴史民俗資料館

やはり一番の目玉は悠久のほほ笑みでしょうか。他にも味わい深い土器たちが並んでいました。施設も立派。

 

4/30 岡谷美術考古館

壺を持つ妊婦土偶や外向きアウトロー顔面把手付深鉢などが有名ですが、他にも「何がどうしてこうなった?」というマジカルな装飾の土器が多数。

 

6/13 新潟県埋蔵文化財センター(新潟市)

出土品の収集、修復、保管を目的とする施設。初めて出会うような不思議な土器も多く、充実のひと時でした。

同日、すぐ近くの古津八幡山古墳にも立ち寄り。

 

8/28 尖石縄文考古館

仮面の女神国宝指定十周年の特別展を目当てに。中でも「鉢被せ葬」に用いられた鉢類が気になって。これ本当に数千年も昔の人が作ったのかな…と思ってしまうほどの繊細さ。

 

8/28 富士見町コミュニティプラザ

特別展「蚕から狐へ」を見に。こちらの展示についての感想の続きが下書き状態で止まってしまっていますので、また改めて…。なぜか今年は狐づいた(?)年でした。

 

10/8 縄文の里朝日(新潟県村上市)

常設展のゼンマイ小屋を見て「そういえばゆる民俗学ラジオで<ゼンマイ戦争>の話をしていたような」と思い出し、改めて聴き直してみたらまさに三面村の話でした。またきちんと振り返りたいと思います。

企画展「奥三面の瘤付土器」もとにかく素晴らしかった。遠かったけど行って良かった。またいつか必ず…!

 

10/10 農と縄文の体験実習館 なじょもん(新潟県津南町)

何度も近くを通っていたものの、ようやく立ち寄ることができました。栃倉式の造形すごいな…。

 

10/16 山梨県立考古博物館

特別展「縄文時代の不思議な道具」を目当てに。見応え大アリでかなりの時間を要しました。そして一月に埼玉で見た土器たちとの再会もあり思わず「お久しぶりです…!」と感慨深い気持ちに。

 

10/16 釈迦堂遺跡博物館

企画展「やまなし土偶探訪」に多くの味わい深い土偶たちが集合していて最高でした。

常設展も堪能。土偶もだけど土器のレベルも高すぎるのよ…。個人的に館内の照明もカッコよくて好きです。


以上、今年訪れた考古資料館・博物館でした。

県内外のあちこちに行けて充実の一年。また時間のあるときに少しずつ振り返っていければと思っています。

どこも良かったけど…村上市の資料館は、三面村の物語も含めてぐっとくるものがありました。次はダムも訪れたいな。