ひねもすのたり。

日々と山と猫と蕎麦屋のこと。

▲羅漢寺山(弥三郎岳 1058m)・白砂山 920m 2023年5月10日

眩しい白砂の山へ。

 

今回のルート

仙娥滝駅(昇仙峡ロープウェイ乗り場P)→パノラマ台→弥三郎岳→パノラマ台→白砂山→パノラマ台→仙娥滝駅(昇仙峡ロープウェイ乗り場P)

▲合計距離 5.9km

▲累積標高差 585m

▲コースタイム 3時間10分(休憩含む)

 

いきさつ

晴れ予報の定休日。「西沢渓谷か昇仙峡の辺りに行きたい」というオットの希望があり、どういうコースで歩こうかあれこれ調べてみました。すると、昇仙峡近くの白砂山というところがまるで日向山のような風景だというのをヤマレコで見まして(゜゜)これはぜひ見てみなければ!ということになり、最終的に昇仙峡の羅漢寺山&白砂山を巡るプランに決定。コースタイム3~4時間ほどのゆるっとハイクだけど景色はものすごく良さそうなので、のんびり楽しみながら行ってみましょ~\(^^)/

 

本編

あ、本編って書いちゃったけど登山開始前の話からになります_(._.)_

登山口駐車場に向かう道中に金櫻神社があるのでお参りしてきました。

とても立派な神社さんですがこちらは里宮で、金峰山山頂に奥宮、そして山のシンボルである五丈岩がご神体とされています。

私たちが金峰山に登ったのは2011年10月の一度きりなのですが、当時はまだ金峰山信仰についての知識がまったくありませんで…(今でも決して詳しいわけではないのですが)。ほんの数年前にたまたま御岳古道について知る機会があり、その時にこちらの神社さんや五丈岩に祀られている神様について知ったのでした。

金櫻神社の歴史についてはなんと崇神天皇の御代まで遡るとか。2千年も前ですか…気が遠くなりそう。当時疫病が蔓延して大変な世の中だったらしいという話は日本神話にありますが、その際各地に神様をお祀りして悪疫退散と万民息災を祈り、ここ甲斐の国では金峰山山頂に少彦名命をお祀りしたというのがこちらの神社の起源だそう(少彦名命は医薬の神様)。

その後もヤマトタケルが東征の際に五丈岩の下に社殿を建てたとか、役小角が吉野の金峰山から蔵王観音を勧請したとか…様々な伝承があり古くから信仰の山であったことを感じさせます(゜゜)

個人的にとても気になったのはこちら、境内社の『招福大黒天』。大黒様は色々なところでお祀りされているかと思いますが、このなんとも幸せそうなにっこり顔…!眺めているだけでこちらも笑顔になってしまいます。

そして境内の奥から山道に入ると富士山の遥拝所があるそうなのですが、入場可能な時間が決まっているそうでこのときはまだ閉まっていました。でも境内からでも富士山の姿を拝むことができましたよ。今日も良い一日になりますように。

8:54 さてさて!前置きがすっかり長くなってしまいましたが、登山口であるロープウェイ乗り場に到着しました。こちらの駐車場に車を停めさせてもらい、早速出発します。

登山口はロープウェイ乗り場の右側の道を少し進んだ先にあります。パッと見、というか遠目で見ると「表参道」に見えてしまうこの看板…オットも同じことを言っていました(;'∀')※登山道が表参道という名前で呼ばれがちという信仰の山あるある

字で見ると「麦の道なんだ~」とあまり違和感もありませんが、音読みにするとなかなか強いですね…バクザカ…バクザカ… あっそうか『ゲキザカ』と響きが似てるから気になるのか。斜度20%のバクザカ!とか…なんつって。

すぐに舗装路が終わり、山道スタート。

おお、登山道脇には石仏様が。お邪魔します。

おお、こちらにも。左側のうね~んとしたところが一瞬ヘビに見えて「お蛇様ですか!?」と思ったけどよく見たら双体でした(;'∀')失敬…。道祖神なのでしょうかね。

ちらちらよそ見をしつつ、木漏れ日あふれる道を歩いていきます。

新緑が鮮やかだなぁ…目に優しい。

この道、あちこちに古い石垣がたくさん残されていました。これらは江戸時代の畑の跡で、麦や蕎麦などを作っていたそうです。当時は民家もあったとか。今はすっかり木々が立ち並んでいますが、当時はもっと開けた場所だったんだなあ。

足元にはみずみずしい葉っぱたち。オットがふと立ち止まり「これフタリシズカかなぁ」と… え、こんな大きかったっけ?

よくよく見るとつぼみのようなものが!ほんとだフタリシズカだ(゜゜)山で何度か見たことがあるはずだけど、いつもお花にしか注目してなかったかも。思いのほか葉っぱが大きいし、草丈も高い。そうか、私の脳内ではニリンソウとごっちゃになっていたんだなきっと…。

少し進むと、足元には大きな落ち葉。これはもしや朴葉では…?

見上げると、たかーい木に大きな葉っぱがたくさんついていました。そういえばちょうど朴葉巻きの季節なのでは?久々に食べたいなぁ~。

その後もひたすら新緑を眺めながらの九十九折。とても歩きやすい道だけど風景はほぼ同じですね。

そんな中、ちらほらとツツジの花が。つい先日もとある常連様と「ツツジの種類ってたくさんあるから難しいですね」という話をしたところですが、まさにそれです…!

私が好きなツツジはミヤマツツジだと思うのですが(好きと言っているわりにあやふや)、遠州地方ではミヤマツツジミツバツツジなのですよ。だからそう信じてきたのですが、ネットで検索すると「ミヤマツツジミツバツツジの違い。雄しべが〇本と▲本で…」というページも出てきてしまい、もはや('_')??????

ところで以前某所にて「ムラサキヤシオ」という札を見かけたことがあって、その時は秋だったのでお花は見られなかったのですが、アカヤシオシロヤシオだけじゃないんだ~と衝撃を受けたことがありました。でも調べてみたらミヤマツツジの別名がムラサキヤシオだそうで… おお?そうなんだ??

ツツジもちゃんと勉強すれば見分けられるようになるんだろうけど、私の脳では処理しきれそうもないので「ツツジの仲間」でいっか…と思う今日この頃。

お、面白い形の切り株。富士山みたい。(ツツジの話は終了)

道の先が明るくなってきたなぁ…そろそろ抜けるかな?

おお、山道抜けた~~\(^^)/

ひとまず真っ直ぐ進んでみると、

富士山の遥拝所に出ました。

おおーーー素晴らしい眺めです。

雲ひとつないパーフェクトなお姿。ありがたや。

すぐ隣の丘の上には鐘があるようです。あとで調べてみたら恋愛成就のパワースポットですって。

反対側の丘を登っていくと八雲神社の鳥居が。スサノオの『八雲立つ…』の八雲ですか?あの和歌、何度か聞いている(もしくは目にしている)と思うんだけどいまだにあやふやです。「八重垣って何回も言ってた気がする」という印象しかない…。

おお、何やら石の祠が…と思いながら進んでいったのですがこちらが本殿なんですね!?裏側から入ってきてしまった(;'∀')でも道順的には仕方ないか。

神社のすぐ前にはロープウェイの駅がありました。ロープウェイで来た人たちはちゃんと表から参拝できるんですね。

あ、蛇口の上に付けられている石は…水晶か!そういえば水晶が採れることで有名なのはこの辺りの山だっけか。

9:42 ロープウェイの駅や売店の写真は撮り忘れたけど、羅漢寺山の山頂標識は忘れずカシャッとな。

山の情報を見ると必ず『羅漢寺山(弥三郎岳)』という表記になっているのでこれはどういうことなのかなと思っていたのですが、弥三郎岳・展望台・パノラマ台(ここ)を総称して『羅漢寺山』というのですね。

ここからも富士山の良い眺め~。左のフクロウが逆光になっちゃってシルエットだけだとなんだか本物っぽい(;'∀')

さてさてパノラマ台から弥三郎岳に向けて歩いていきますよー。

途中にある展望台までは観光客向けおすすめコースのようで、とてもよく整備されています。この石を切って造られた階段がすごい…!

道中、左側(北側)が開けた場所に出ました。おお、この方向はもしや…

あっ!あれは金峰の五丈岩かな。なんだか既視感…そうか、空木の駒石みたいな存在感なんだ。

そういえば五丈岩と駒石ってどっちが大きいんだろう?どちらも間近で見たことはあるけど…う~~~~ん…(回想中) わからん!どっちも大きい!

過去写真を引っ張り出してきました。↑2011年10月 金峰山五丈岩

↑2021年8月 空木岳駒石

私が立っている場所が違うのもありますが、これは…駒石の方が大きいですか…??でも五丈岩も別アングルだとこの写真よりもかなり大きく見えるしなぁ。

ちなみに高さをネットで検索しても正しい情報がよくわからないんですよね。

五丈岩については「一丈は約3mだから約15m」という情報と「よく15mと書かれているけど本当は20m」という情報が出てきます(そもそも昔は五丈岩ではなく御像石という名前だったとか)。

駒石についてはもっとよくわからなくて「約30mほどの高さの」ときっぱり書いている方もいれば「8~10mもありそうな」と書く方も…(すごい差だよ)。こうして見るとさすがに30mはないか?私をいくつか積み上げれば何となくの高さがわかりそうだけど…

まぁめんどくさいから別にいっか。

長々引っ張っておいて最終的にそれかよ…ですよね、すみません。どちらも素晴らしい巨岩の風景ということで。

先に進むと展望台が見えてきました。

のぺっとした一枚岩に登ってみると、

おおー!西側がスコーンと開けて良い眺めです。

南アルプスの山々も。右に甲斐駒、隣はアサヨ峰?その先が鳳凰三山に続いているから早川尾根かぁ~~~。アサヨ峰・鳳凰三山間を繋げてみたいのに、今の状況では山梨側からのルートじゃないと現実味がないのでいまだ二の足を踏んでおります(バス運行再開が絶望的なので伊那側から出発すると車の回収がめんどくさくなる)(テン泊装備で黒戸尾根を登ったあと栗沢山方面への登り返し大丈夫かなとちょっと不安)←色々と言い訳

ところで左奥にちらっと見えている白い山は仙丈ってことでしょうか。西側と東側ではやはりだいぶ違うんですねぇ(伊那谷側から見るともうほとんど雪がないので)。

あっ、松の向こうに後で向かう白砂山らしき場所が見えていますよ。面白そうなところだなぁ。

さて引き続き弥三郎岳を目指して歩いていきます。ツツジが可愛い。

↑これは私の推しツツジ。※ミヤマツツジ(仮)

おお、木の階段が出現…山道を登るよりもなぜか息が切れるやつ。

上が開けてきました。この辺りでまた石の階段が出現です。道幅が狭いのですれ違い時は譲り合って。

石の階段を登りきると…

おお~富士山ビュー。

岩陰には小さなお社が。案内板の文字が消えかかっていたので帰宅後にネットで調べました↓

弥三郎権現のお話し

この羅漢寺山弥三郎岳の名称は…

その昔、甲斐国、御岳(今の昇仙峡)にある名刹羅漢寺に弥三郎という酒造りの名人が寺男として住んでいました。この弥三郎は、武田家の勝ち戦の祝い酒などを造り、大変重宝がられておりました。

が、この弥三郎は大の酒飲みで失敗が多く、その非を住職にいさめられ、一斗の酒を最後に禁酒を誓い、その夜、この頂上より天狗になって消えてしまったと伝えられ、いつの頃からか、ここは弥三郎岳と呼ばれ、弥三郎権現としてこの頂上の南側絶壁の岩穴に、現在も酒の神として本殿が祀られております。

へぇ~(゜゜)弥三郎岳って人の名前から付けられたのかなぁとは思っていたけど、酒造りの名人だったんだ。小さなお社の中にお酒がずらりとお供えされていました。

すぐ隣にまたまた石の階段が。これを登ったらいよいよ山頂かな。この階段、足場はしっかりしているしロープもちゃんと付いているのですが、妙な位置に松の枝が伸びているのでそれを避けながら登るのが結構大変で(;'∀')うんせうんせと体をよじりながら這っていくと…

おおー開けたぁーーー!!\(^^)/足場のまる~い岩がなんだかお餅のように見えます(お腹空いてきたな)。

白く写っちゃったけど富士山もばっちり。

南アルプス~。

金峰山方面も。左奥にほんのちょびっと瑞牆っぽいのが見えたような見えないような(どっちなんだい)。

正面にはこのあと向かう予定の白砂山。

白砂山から谷の反対側に目を移すと…おや?何か妙なものが。つるんとして面白い形の岩ですね。あれは何なんだろうな~。

…で!実は今辿り着いた場所はまだ山頂ではありませんでした(;'∀')ほんの数m進んで岩を登ったところに、

三角点と大量のお賽銭(なぜ)。

木の枝に山頂看板。

お~ここからも良い眺めだなぁ。右下に白い岩と人の姿が見えますが、先程までいたのがあの場所です。ちなみにこの人たちは若い男性二人組だったのですが、手ぶらでかなり身軽な恰好だったのでロープウェイの駅から勢いでここまで来たのかなぁ。例の松の枝が邪魔な石段を下りるとき「こえー!めっちゃこえぇ!」と大騒ぎでした(;'∀')楽しそうだな…なんだかんだ言って若くて体力がある人だったら結構登れちゃうんだよね。あんまり無責任なこと言うと怒られちゃいそうだけど、うちのオットも若い頃バイクに乗る恰好のままで大菩薩登っちゃったと言ってたからな…。

私たちも下って白砂山に向かいますか。

石段を下りると先程の二人組が立ち止まっていたので「お先に失礼しますー」と横を通り過ぎたら「どうぞーお気を付けてー」と返してくれたのですが、そのあと「いや一番気を付けなきゃいけないのオレらだよwww絶対余計なお世話だってwwwww」という会話が後ろから…。いや全然!全然余計なお世話じゃないのでどんどん言ってください…!

でもパノラマ台に戻る途中、私たちもいいペースで歩いていたはずなのに気付いたら二人組がすぐ後ろに…!速いな若者たち!('∀';)さすがだよ

パノラマ台(ロープウェイの駅)まで戻ってきました~。次はここから白砂山に向かうのですが、

駅のすぐ前にこんな看板が。よしよし、と早速向かったのですが…

小さな階段を下りきった瞬間「え、ここで合ってる?」と不安に感じるほど道が狭い…。

明らかに「あんまり歩かれてなさそうだな」という道。マイナーな里山だったらあるあるだけど観光客でにぎわうレベルの山域でこれは…(;'∀')

あ、シャクナゲきれい…大丈夫大丈夫看板がちゃんとあったし道は間違ってない。シャクナゲきれいだし(もう一度言う)。

そして最後にちょっと急な斜面を下りたら、

おおっ、なんだ、素直な道に出たぞ!

ハッと振り返ると、ちゃんとした歩きやすそうな道がまっすぐ伸びていました。ああ、こういう道もちゃんとあったんだ…そして普通はこっちを通るんだ。

で、私たちが通ってきた道はこちら。なんだか滑り台のなれの果てみたいだな。

また看板を見つけてほっと一安心。ではでは先へ進みましょう~。

みずみずしい新緑のシャワー。

倒木が鳥のオブジェのようだ…。

そうそうこの辺り倒木がわりと多くて。あと、倒れてはいないけど腐りかけや枯れている木もあちこちに。少し前に某キャンプ場にて「倒木がテントを直撃して中で寝ていた方が亡くなってしまった」という悲しいニュースがあったな…とそんなことを思い返しながら歩いていました。

私たちの場合は山中でのテン泊だけど、場所を決めるときに周りに倒れそうな木があるかなんて気にしたことなかったなぁ…(あれ?でもよくよく考えたら樹林帯の中のテン場ってあんまり利用したことないかも)。今後はそういうところもチェックせねば。

ネジネジにねじれた木。ものすごいインパクトだけどこの木も枯れていたみたい。

対してこちらは元気なツツジ

色々なことを脳内でぐるぐると考えながら進むと、突如前方が開けて白い岩肌が見えてきました。白砂山に着いたのかな?

おおー開けた!空が青いなぁ~~~そして白砂が眩しい!

本当に日向山みたいだなぁ~… ややっ!?あれはさっき弥三郎岳から見下ろしていた妙な岩…!?

おおーここからだと真正面にドドンと見えるんだ!なんだか感激…!!

この辺りでたまたま居合わせた女性も「あれって何でしょうね」と気になっている様子だったので、これは絶対に名前がついているヤツだなと思って調べてみました。

すると…「あれは鎧岩です」という人と「あれは兜岩で、隣の弥三郎岳が鎧岩です」という人が。もーーーまたぁーーーどっちなんだい!(全部ネットで調べようとするからこうなるんだと言われそうだけどやっぱり一番手っ取り早いのよね)

ちなみに兜岩と書かれていた方は『甲州天台山羅漢禅寺図』を参考にしたそうなので、それならばそちらが正しいのかなという結論に達した次第ですm(__)m

ところでここはまだ白砂山の山頂ではないようで、→と書かれた看板がかけられていました。

矢印の通り進むとちょっと細くてザレた道でしたが、すぐに元の登山道に復帰しました。更に数分直進すると…

おお、また開けた。

わー富士さーん。

弥三郎岳もよく見えます。

先程の兜岩とのツーショットもカシャッとな。

右奥に見えている山は赤石の辺りみたい。その手前のなだらかな山はどうやら櫛形山のようです。この辺りも良い眺めだなぁ。

10:47 白砂山の山頂看板がありました\(^^)/

山頂はこんなところ。ちょうど居合わせたご夫婦とここでしばし立ち話。奥さんから「あら!私あなたと同じ帽子持ってるわよ」と言われてちょっとエヘヘな私でした(モンベルの黄色いキャップ)。

ご夫婦は山頂のすぐ近くでお昼にするようだったので、私たちはもう少し離れた岩の上によじ登って(もちろん安全なところ)小休止することにしました。

今回はこれを楽しみにしてきたのです!いつも遠くから来てくださる常連様からいただいた猫クッキー缶。

ハーブ入りでとてもおしゃれなお味!おいしくいただきました\(^^)/缶もめちゃんこ可愛いから大事に使わせていただきます…!

クッキーを食べながら目の前の風景をぼんやりと眺めていた私たち。軽トラがちらっと見えているあそこがおそらく富士山遥拝所で、

あそこがロープウェイの駅。

で、あのぽこっとした白い岩が展望台かな?「そりゃ景色がいいはずだよねぇ」と納得です。

今回も下山後にちゃんとしたお昼ご飯を食べる予定なので、おやつを食べ終わったらぼちぼち下りますよ~。おお、この風景ものすごく日向山っぽいですね。

名残惜しくて、樹林帯に入る前にもう一度振り返ってみる…また来ますね~。

再び新緑に包まれてテクテク。

今くらいの時期に山を歩いていると足元でよくガサガサ音が聞こえますよね。虫だったりトカゲだったりカナヘビだったりヘビだったり…。今回はカナヘビちゃんの写真が撮れました。もう一枚アップで撮った写真があって、ぽこっとしたお腹がものすごく可愛かったのですが苦手な方がいるかもしれないので載せるのはやめておきますm(__)m

パノラマ台近くの分岐、最初に通ってきた細い道には行かず素直に直進しました。歩きながらオットが「遥拝所のところに出るんだっけ」と言っていたけど… あ、それっぽいのが見えてきた!

そうか、この左の道がそうだったのか…(;'∀')皆さんはきっとこちらを通るんですね。いやはや。

このあとはまたバクザカを通り下山します。このお花はガマズミだっけ?(違っていたらすみません)アジサイみたいにちまちましていてとても可愛い。

そしてまたガサガサ音。おおっと今度はヘビだあぁ!?じっと眺めていたらのそのそと去っていかれましたよ…驚かせてしまったかね、すみませんでした。

バクザカ無事下山\(^^)/

12:04 そして無事駐車場まで戻ってきました\(^^)/

いやあ、お天気もよく眺めもよく、新緑も花崗岩の白砂も楽しめてとても楽しいひと時でした!やっぱりこの辺りの山域って風景が独特で面白いですね。

今回は山の上しか行かなかったけど、次回は昇仙峡巡りをゆっくりしてみたいなぁと思います。