ひねもすのたり。

日々と山と猫と蕎麦屋のこと。

土偶の日。-釈迦堂遺跡博物館の土偶たち-

本日10月9日は『土偶の日』。

土偶といえば印象深いのが、山梨県にある釈迦堂遺跡博物館です。

以前から気になってはいたのだけど、いざ足を運んでみたら土偶の展示がものすごく多くて衝撃を受けました。というのも…

“釈迦堂では1,116個体の土偶が出土しています。これは全国の7%程度を占める数です。このうち前期のものが7個体、後期のものが1個体、他はすべて中期の物となっています。”博物館公式サイトより

とのこと。圧倒的な数字…!しかも中期というと装飾が一番盛り上がっていた時期なので尚更ワクワクしますね。

ケースの中の説明に、さらっとすごいこと書いてあるし(;'∀')

釈迦堂遺跡の土偶といえば、マスコット的存在のしゃかちゃん(左)と、しゃっこちゃん(右)。

しゃかちゃんはぐるりお蛇様スタイル(髪型?)、しゃっこちゃんは大きな双眼みたいになっているんですね。このお二人は特別待遇で別のケースに鎮座されていましたが、他にもとにかくたくさんの土偶の顔たちがずらりと並んでいました。

中部高地~~~。あ、でもこういう髪型と顔の子って伊那谷にもいるんですよね。

黒駒にゃんこじゃん!!こちらも仮面なのかな。

またまたにゃんこ風。

にゃーーーん。かっわいい…

某アニメの「んなぁ~」みたい…

いひひっ

へへへっ

おう…東北顔風。この腫れぼったい目と口も結局何なのでしょうね。入れ墨?仮面?宇宙人?

欠けた状態の顔も多数。目が合うとドキッとしてしまう、この半顔氏…。

すべての土偶は後頭部もじっくり眺められるように展示されています。やっぱり双眼のようなお蛇のような。

↑こちらの土偶の変遷パネルとても面白かったです。(この写真、何度見ても手前の縄文人にビクッとしてしまう)

おなじみの土偶の皆さんの時期が丸わかり。これポスターにして飾りたい。

こちらも面白かったです。土偶の作り方。

かなり具体的でとてもわかりやすいし、これまで作り方ってなんとなくスルーしていたけど「そりゃそうだよな、こうやって形作るんだよな…」と改めて考えることができました。

こういうの見てると作りたくなってきますねぇ。

 

釈迦堂遺跡については他にも水煙文や深鉢土器、ガチャガチャにコーヒーにクッキーなどご紹介したいものがまだまだたくさんありますが、それらはまた改めて_(._.)_

 

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最後にお店のことですが、三連休たくさんのご来店誠にありがとうございました!

最終日の今日は事前のご予約は少なかったものの、開店後は続々とお客様が来てくださり結果的にバタバタでした(私が;)。落ち着きがなく失礼いたしました。

いつもの方も初めての方も、雨の中わざわざ足を運んでくださり心から感謝申し上げます。

火水はお休みとなりますので、また木曜日からよろしくお願いいたします。