ひねもすのたり。

日々と山と猫と蕎麦屋のこと。

ドラ(仮)土偶。

安定の時間差投稿ですが、先々週は新潟県までひとっ飛び。十日町市博物館の企画展『笑う縄文人』に滑り込みで行ってまいりました。間に合ってよかった~。

時間をかけてじっくり楽しませていただいたので、備忘録的に記しておきたいことはたくさんあるのですが…。

中でも、ドラ○もん型(仮)土偶が同じ場でいくつも見られたのは個人的に嬉しいことのひとつでした。

このタイプの土偶を初めて見たのは平出だったので私はこちらを親だと思って付いていく刷り込み状態になっているのですが、他の遺跡からも非常によく似た土偶が出土しているようで…

こちらはなんと私たちが住む伊那谷から。伊那市の今泉遺跡ですって。

左上のこちらは松本市の小池遺跡。なんだか左下のものも同じ雰囲気を感じるような。(今回の話に関係ないけど右上のは見た瞬間「ミニ人面魚じゃん」と思ってしまったわ。アングルのせいもありそうだけど)

同じ場所で同じ人(人は違うかもしれないけど)が作ったものが各地に出回ったのか、作った人が移動したのか、各地の人が真似をしたのか、それとも直接教わったのか。

ほぼ同じデザインのものが別の場所から出てくること自体ワクワクするけど、このドラ(仮)はあまりにもキャッチーなので余計に注目してしまいます。

今回写真を載せたものは誰が見ても「同じドラ(仮)だな」とわかるほどですが、詳しい方が見たら他にも「これも仲間だよ」というのがあるんだろうな。

※ドラドラ言うてますが、顔の線は入れ墨ではないかと考えられています。

ところで平出といえば、こちらのニャンコちゃん(仮)も十日町に来ておいででしたよ。思いがけずまたお会いできて嬉しいな。以前伺った平出博物館にはこちらの土偶とドラ土偶の缶バッジがあったのでついついお土産に購入してしまいました。久々にまた行きたいな~。

 

またちょこちょこと他の写真も載せていきます_(._.)_