
今年7月、御嶽山の山頂の社務所にてお守りをいただいてきました。私ら御嶽信仰の者ではないけどよかですか…と少々気が引けましたが、山に登るすべての民を守ってくださるのではという勝手な解釈で。
その後の登山では毎回ザックにくくり付けて登っております。

さて8月に金峰山へ登ったとき。休憩中にお守りを眺めながら「そういえば御嶽山と金峰山は同じ信仰の流れを汲んでいるんだったっけ」とぼんやり思い出しました。
金峰山の別名は甲州御岳山、そして御嶽古道という信仰の道もあります。確か吉野の金峯山寺の権現様が勧請されたんじゃなかったっけ…という薄い知識はありましたが、詳しいことはさっぱり。
そもそも御嶽(おんたけ)山と御岳(みたけ)山は同じなのか、違うのか。漢字や読みが違うのは何か意味があるのか、それともただの表記揺れなのか。気になったので少し調べてみました。

まず御嶽山のルーツは奈良県吉野にある金峯山寺。別名は金の御嶽。ここで修験道の開祖である役行者が金剛蔵王大権現を感得し、各地の霊山に権現様を勧請したのだとか。その主な勧請先が山形県の蔵王、東京都青梅市の御岳山、山梨県の金峰山、そして御嶽山なのだそう。
他の勧請先がみたけと呼ばれているのに御嶽山だけおんたけと呼ばれているのはなぜなのか?
当時、御嶽山にも金峯山寺の別名「金の御嶽」という名前は伝わったものの、御嶽山はその堂々たる佇まいから「王の御嶽」という別名がつけられたのだそうです。そして室町初期には王の字を省略して御嶽となり、読みが「おうのみたけ→おおのたけ→おのたけ→おんたけ」と変化していった… とのこと。

なるほど、数ある勧請先の霊山の中でも特別な山だと認識されていたのですね。

確かに御嶽はどこから見ても存在感があるからなぁ…まさに王の風格。
▼今回のお話はこちらのサイトさんを参考にさせていただきました
おんたけさんとみたけさんの違い 御嶽山と御岳山の違い | 角笛山空間
ずっと気になっていたことがすごくわかりやすくまとめられていてすっきりしました!ご興味のある方はぜひリンク先へ~。