ひねもすのたり。

日々と山と猫と蕎麦屋のこと。

桜チェック。

昨日はお天気が良かったので、オットは町内某所へ木こりをしに行きました。私は同行しなかったので現場の写真はありませんが、ストーブ用の薪を確保するための大事な作業であります。

先週は畑に元々植わっていた木のうち傷んでしまったものも切りまして、使える分は薪にする予定。

転がしてある木々の間にも春の花々が。

さて私は私で仕込みの作業をしていたのですが、その合間にちょっと外へ出て桜のチェックをば。

まず裏の畑のお陣屋コヒガン。まだ咲いてないだろうな~と思って向かったけど、あらら、だいぶ赤くなってきてるじゃん!

風が強くてうまく写真を撮れなかったわ…。もうすぐ開花しそうですね。

楽しみ楽しみ。

草が生えてくる前のあぜ道は快適だな~。

帰りがけに田んぼの入り口にあるソメイヨシノもカシャッとな。こちらの開花はまだまだ先かな。待ち遠しいですねぇ。

 

猫の寝姿。

とある朝…

スヤ…スヤ…

ぽよ~ん。完全に野生を忘れた月ちゃんです。

本日サチと月ちゃんの姉妹は年に一度のワクチン接種を終えてきました。無事に済んでひと安心…でも2~3日は体調に変化がないか気を付けて見ておかねばね。

こっこ姉さまは2月にワクチン接種が済んでおります。サチ&月子はまだ捕まえやすいからいいんだけど、こっこは本当に捕まらないので獣医さんに連れていくまでが最大の難関(;'∀')

ところで先日、裏庭に用があったのでお勝手から出ていくと

わっ!あんたら何してんの!?(※地域猫たち)

新入りポッキーちゃんご満悦(;'∀')オットも呼んで「見てこの人ら、日向ぼっこかね」と言ったら「キャットミントで酔っ払ってるんじゃない?」と。あっそういえばまだ葉っぱがほとんど出てきてないけどここキャットミントが植わってる場所だ!!香りがちゃんとするのかねぇ…。

 

おまけ。

裏庭にこんなものが落ちていました。なんだこの都道府県みたいなやつ!と拾い上げてみたけど何かの樹皮のようですね。そういえばどの木か確認しそびれていたな。他にも落ちてないか今度見てみよっと。

 

さて今日からいよいよ新年度ですね。我が家は特に新しいことはないけれどこれまで通り仕事を頑張りつつ遊べる時は遊ぶ予定(何の宣言だ…)。本年度もよろしくお願いいたします\(^^)/

 

弥生とハニワット。

遅くなりましたが、4月の営業カレンダーをトップ記事に載せました。毎週火水休みとなりますので、どうぞよろしくお願いします。

 

あっという間に3月も終わり。

弥生ということでSNSのタイムラインに埴輪がちらちらと流れてきていたな。

こちらは今年1月に群馬で拝見した埴輪。主従関係がバリバリに表れているところが弥生以降だなぁとしみじみ感じてしまいますね…。

主人に礼を尽くす、跪坐(きざ)する男子よ…君は一体どんな人生を送ったのか。

学生の頃、縄文vs弥生ならば「断然弥生!」派だった私。埴輪に親近感を覚えていたんだけど私自身が埴輪顔だからかな…今思えば。

この写真を見ていたらふと「あ、そういえば古代戦士ハニワットってどうなったんだっけ!?」と思い出しました。

古代戦士ハニワットは武富健治さんの漫画で、突然現れた土偶のような怪物とそれに挑む戦士(ハニワット)や巫女たちの物語です。いつだったか打ち切りになるならないで話題になっていましたよね…私も途中までしか読んでおらずその後チェックしそびれていました。

少し調べてみたら昨年10巻が出て第2部が完結、でもまだ一応続いているんですね…?(という認識でいいんですよね?)

私が読んだのは確か7巻まで(しかも漫画アプリ)で、まだまだ謎の真っ只中でした。第一話の序盤に出てくる「オレたちは一体何を見せられているんだ…?」が継続したまま止まっています(;'∀')

昨年9月、浅間縄文ミュージアムで購入したミニ土偶と、可愛い謎小物。

左のは「古代戦士ハニワットじゃん!」と思って思わず購入してしまったけど厳密に言えばドグーン側でしたね(仮面の女神モチーフ)。

そういえば作中に出てくる第3のドグーンは縄文の女神似だけど、その相方はどの土偶がモチーフになっているんだろうな?山形のあの辺りで実際に出土した土偶なのかな。第1~第3まで国宝土偶が続いていたから突然見慣れない土偶の出現に「誰!?」となったのをよく覚えています。

…って、長々書いてしまったけど最新刊まで読んでいない私にハニワットを語る資格はありませんね、大変失礼しました_(._.)_続きも気になるのでまた何かの折に読まねば。

しかも、ものすごく今更な話だけど埴輪は弥生じゃなくて古墳時代か!?でも確かに「弥生(3月)だから」って埴輪の画像は流れてきていたような気はするんだよなぁ(人のせいにするな)。まぁいっか\(^^)/

 

さて!3月中もたくさんのご来店誠にありがとうございました。

4月もどうぞよろしくお願いいたします。

 

キツネの落語。

またキツネの話かよと思われてしまいそうですが…

▼最近のキツネ話

その①養狐場の話。

その②『日本人はなぜキツネにだまされなくなったのか』

 

キツネというと定期的に聴きたくなるのが文珍さんの『七度狐』という演目。

とある二人の男が大阪からお伊勢参りへ行く道中、草むらへすり鉢を投げ捨てたらそれが一匹のキツネに当たってしまった。そのキツネというのがただのキツネではなく、人間にひどい目に遭わされたら相手を七度だますという悪いキツネだった… というのが事の発端。

いたずらをする悪ギツネということになっているけど、このお伊勢参りの二人もなかなか嫌なやつで、煮売屋にあった木の芽和えを鉢ごと盗んで中身をたいらげ、その鉢を投げ捨てたんですよ。煮売屋のおやじも変なやつではあったけど飲食店を営む身としてはついついおやじの肩を持ってしまうのであります。

というわけで完全に「七度狐いけ!やっちまえ!」派の私。

七度狐の登場シーンがまたいいんですよね。

悪いやつなぁ。

おのれぇ~~~憎いは~~~二人のォ~~~旅人!

よぉも稲荷の遣わしたる狐に手傷を負わせたな。

思い知らさん、今に見よ!!

この「悪いやつなぁ」のところの笛の音が好きです。上方は鳴り物がにぎやかで楽しいですよね。二人がだまされる度に鳴る笛と太鼓もついつい笑ってしまう。

 

この『七度狐』という演目、すべて演じるとかなり長尺になるため何度目かのだましでサゲることが多かったのだとか。そうしているうちに終盤の部分が廃れていき、今では最後まで完璧に演じることができる噺家さんはほとんどいないそうで…。

へぇ、そういうこともあるんですね(゜.゜)

そんな中、文珍さんが続きを創作し『新編・七度狐』として演じられているのだそうです。私はしばらくの間これが元々ある噺なのだと思っておりました。

ちなみに終盤はなかなか入り組んでいて面白く、何度聴いても「あれっサゲはどうなるんだっけ?」と毎回新鮮な気持ちでだまされてしまいます。(これは私の覚えの悪さがなせる技なのかもしれない…)

 

二人の男がキツネにだまされて川を渡るときの掛け声、「深~い~か~、深いか、浅~い~ぞ~、浅いぞ」は、同じ節回しの歌が『親子茶屋』という演目にも出てきますよね。

というかこちらが大本なのか。狐釣りというお座敷遊びで「つ~ろ~よ~つろ~よ、信太の~森の、狐どんをつろ~よ」と歌いながら鬼ごっこをするのですが、これが「深~い~か~、深いか」が同じでどちらもすごく耳に残ります。

『親子茶屋』も面白い話でとても好きだな。ただどうしても演目名を『親子狐』と口走ってしまう癖が抜けないのだけど。

 

そんなわけで「キツネといえば」でふと思い出す落語の話でしたm(__)m

 

新入り地域猫。

庭や畑で作業をしていると、よく地域猫たちに絡まれます。

このシマシマちゃんは昨年秋にふらりと現れた新入りニャンコ。

我が家の窓辺に初めて現れたのは10月だったかな?ぱっと見「うちのサチコにそっくり!」でもわりと小柄だったから「ミニサチ」と呼んでいました。

↑うちのサチ。でで~ん。…あれ?似てる?

「アタイちゃんの方がもっちりしているし背中も黒々しているのよ」

うむ、確かに。こうして比べてみると結構違うな。どちらも可愛いね。

まぁそれはそれとして。シマシマちゃんは現在去勢手術が済んでおり地域猫として暮らしています。うちにも毎日遊びに来るけど主にお隣さんちにいることが多いみたい。ポッキーちゃんという名前も付けてもらったようです。

私が庭の手入れをしていると後を付いてきたり、ひとりで転がっていたり。

あったかそうでいいねぇ。

「ポッキーちゃんや」

あ、呼んだら来た('ω')

ここに来たばかりの頃はだいぶ痩せていたけど、今は少なくとも三軒(我が家含む)でごはんをもらっているからかふっくらしてきました。太り過ぎもよくないけどね、今くらいがいいのではないかな。

この子はとても人懐っこいので、当店付近でもし見かけたら仲良くしてあげてくださいませ\(^^)/

 

久々の晴天。

このところ雪や雨の日が続いていましたが、今日は久々にすっきりとした青空が見られました。

お元気ですか仙丈ヶ岳。あら、意外と雪が少ないように見えますね。

陣馬形山。4月上旬からいよいよ山頂のキャンプ場も営業再開だそうですが、先日スタッフの方が「今年は林道に雪が多く残っているから営業できるかどうか…」と心配されていました。早く解消されて問題なく上まで行けるようになるといいですね_(._.)_

さてこんな良いお天気の今日でしたが、オットは朝から屋根に上って作業をしていました。

実は昨日の雨で雨漏りしてしまった箇所がありまして。屋根裏を調べたところ、オットの見立てでは「煙突工事の時のコーキングが経年劣化したんじゃないかな」とのこと。ひとまずコーキング補修してくれたのでしばらく様子見。まだ雨漏りするようなら業者さんに見てもらおうと思います(・・;)

私はオットが屋根から落ちないように見守りつつ(万が一落ちてきた場合受け止められるわけじゃないんだけど)、庭の手入れ。先日出来なかった部分の剪定や草取りの続きなど。今日は外にいた方が暖かかったからちょうど良かったな。上の写真はルピナスの葉っぱ。この庭はルピナスが合うらしく、年々増えていきます。

庭の入り口近く、水仙第一号開花しました\(^^)/

雪割草は、白っぽいのに続き濃いピンクのも開花しました。出てくるのが遅かったから「まさか今年は咲かないのでは…?」と心配しておりました。よかった~。

他にもいろんな植物の芽が出てきつつあって、庭のチェックが楽しい季節到来ですね。