ひねもすのたり。

日々と山と猫と蕎麦屋のこと。

烏帽子→越百への道。

「来年は越百から烏帽子岳経由で下山したい」と
昨日のブログで書きましたが、それについてのメモ。
▲今年歩いたルート。
木曽側の伊奈川ダム下に車を停めて越百→空木縦走、
そしてまた伊那川ダム下まで下山。
で、来年は

▲こういう伊那側からのルートを歩きたいな、と思いまして。
池山尾根から登って空木→越百縦走。
そして越百から伊那側へ下山するのですが
越百から奥念丈岳、念丈岳、烏帽子岳と経て下山。
これなら近所なので登山口と下山口に車をデポできる!
(トレランをやるような方だとこの空白区間も走るんだろうな…)
ちなみにこの二つのルート、距離も累積標高差も大体同じくらい。
実は念丈岳から南越百までの登山道はこれまで随分荒れていたそうで
笹藪がひどく、一般向けルートではなかったそうです。
そこを、数年前から地元(松川と飯島)有志の皆さんが再整備をされていて
昨年とうとう南越百まで道がつながったとか!!
ずっと気になっていたのですが何といっても行程が長いのと
道中に小屋はもちろん水場やテン場などないので
私たちの足だととても越百まで辿り着けないんじゃないか・・・と思っていました。
で、今年になると色々な方からこのルートについて話を聞ける機会が何度かありまして。
9月に越百小屋に泊まったとき、伊藤さんから
「今年は随分あのルート使われてるみたいだね。
登りはあんまりいないけどね。下りで使う人は結構多いよ。」という情報をゲット。
更に「すごくいい道だよ!走れるよ。」と・・・。
いや、それは伊藤さんだからじゃないの・・・(;'∀')
越百のあとに駒峰ヒュッテに泊まったときも、居合わせた方の中に
「今日は鳩打峠から入山してここまで来た」という方や
「明日は越百から鳩打峠に下山する」という方もいらっしゃいました。
皆さん健脚ですね・・・すごいなぁ。
まだ歩いていない私が言うのも変だけど、これからたくさんの方が使うルートになるといいな。
「歩く人がいれば道はできるからね。誰も歩かなければまた消えちゃうだけだから。」
とは、伊藤さんの言葉。その通りだな、と思う。
それともうひとつメモ。
烏帽子岳までのルートには松川の鳩打峠ルートと飯島ルートの二つがあって
せっかくだから飯島ルートから行きたいよね!と話していたのだけど、どうにも情報が少ない。
「使う人があんまりいない」という話ばかり出てきて、実際登った人の情報が全然出てこないのです…。
まあいいか、ひとまず飯島ルートの登山口の下見に行ってみよう!と町内某所に車を走らせたのは先月のこと。
山の近くに住んでいると時々出くわす獣よけゲート。
これをギギギ…と開けて、中へ。(開けたら必ず閉めましょう)
この林道をずっと進めば登山口に辿り着ける・・・の、ですが
あがが・・・・・ なかなかのダート!(◎_◎;)
ガタンガタンと不穏な音を響かせながら進みましたが
しばらく走ったところで場所を確認するとまだ半分も来ていなかった・・・
がっくりして「これは大変なことだ」と引き返すことにしました。
今回はオットの車(四駆)で来たから大丈夫だったけど
車をデポするとなったら私の軽でも来なきゃいけないのか。無理だな。
まあ大人しく鳩打峠からのルートを行くかーと、この翌週に烏帽子岳登山をしたのでした。
そして山頂からの下りで登山道整備をされている方々と行き会うことが出来て
少しお話を伺ったときに「飯島からのルートもあるんですよ」という話になり。
「実はこの間登山口の下見に行ったんですがガッタガタで・・・」と私が言うと
「ああ、そうなんですよね~僕も軽トラ壊れちゃいそうで」とおっしゃっていました。
やはり軽トラでも難儀するんだなぁ・・・と思っていたら
「でも、飯島ルートいいですよ。3年ほど前に整備もしましたし。オススメです。」と。
わあ・・・そうなんだ、そう言われると歩いてみたくなる!
ならばオットの車に頑張ってもらって、まず日帰りで烏帽子まで(もしくはその先まで)歩いてみようかな~。

 

遠くの山にも行きたい気がするけど、近くの山でもまだまだたくさん遊べそうです\(^^)/
 
 
 
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