ひねもすのたり。

日々と山と猫と蕎麦屋のこと。

桜。


お花見も自粛が求められる今年の春。
このご時世、仕方のないことであります…
が、日本人ですもの、きれいな桜があれば心躍りますよね。



店内からは、ありがたいことにお隣さんちの桜を眺めることができます。



左奥に小さく見えているのはお陣屋コヒガン。
右側のは岐阜の淡墨桜



庭に出て塀越しに眺めてみる。
…横着せんと道の方に回ればもっとよく見えるんですけどね(^^ゞ

コヒガン系の桜はすっかり見頃だなぁ。
あ、ならば、裏の桜を見に行かねば!!



お隣さんちの田んぼの畦を歩いて向こう側に渡った場所にある一本桜。
こちらもお陣屋コヒガンです。
ここは私の大好きな場所で、お花見と称してこの桜の木の下でおやつを食べるのが毎年のお愉しみ。
今日は用事を済ませてモタモタしていたら夕方近くになってしまったから、近いうち昼間にまたお邪魔しなければ。
このくらいのお花見ならば許されるはず…。


そうそう、昨年はこの木に大変な災難がありまして…

私たちがここでささやかなお花見を楽しんだすぐあとに大雪に見舞われ、この桜の太い幹が折れてしまったのです。


どこに桜があるのかすらわかりにくい写真ですが…。
どんどこ降り続く重たい雪の中、「そういえば桜の木は大丈夫かな?」と途中まで見に行った際の一枚です。
あれ?見るからに形が変わってるよ?折れちゃってるんじゃない!?と戦慄したあの日…



その痕がこちら↑
こうして見ると本当に太い幹だったんだなぁ…悲しいね。

でも、今日改めてこの木の全体像を見てみたけど相変わらず「派手さはないけど立派な枝ぶり」という印象で、そんなに違和感はなかったんだけど…



↑昨年4月
うーむ、こうして比べてみると向かって左の幹が折れてしまったのはやはり大きな違いなんだなぁ…



↑昨年4月
うん…立派だなぁ、やはり。
でも、例え若干コンパクトになろうとも良い佇まいなのは変わりません。
これからもずっとここにこうして居てくれれば私としてはとても嬉しい。



ちなみに。田んぼの手前には立派なソメイヨシノもおわします。
こちらはちらほら開花したところ。満開が楽しみだなぁ。



ではでは、おやすみなさい。


.