ひねもすのたり。

日々と山と猫と蕎麦屋のこと。

なつのひかり。



今年はまだ梅雨も明けないし気温も低め(今のところは)だけど、一応夏だからな、ということで久々に再読しました。
江國香織さんの「なつのひかり」。
はじめて読んだのはおそらくもう20年ほど前。(カバーがボロボロだわ…)
それから何度か読んではいるんだけどいまだに理解ができない一冊。
私の中でこの本は「…よし、読むか」と気合を入れないと読めない本なのです。
で、今回久々に読んで思ったことは「理解しようとするからだめなのか…」ということで、結局なんだったのかよくわからなかったんだけど、「実写化するなら誰がぴったりか」ということばかり考えていたから今までで一番楽しくすんなり読めたかな。

主人公の栞は満島ひかりさんで脳内実写化していました。歌が上手でちょっとけだるげな感じがぴったり。でもここまで美人じゃなくてもいいのかもしれないなぁ。
兄の幸裕は難しい…今の若い俳優さんで言うと成田凌くんあたりか?と思ったけどちょっと違う…もっと変な人じゃないと…本郷奏多くん(名前が思い出せず調べた)とか?病的な感じはあるけど可愛すぎるかなぁ。

で、最終的に思い浮かんだのはわかーい頃の小山田圭吾……




ラブ・アンド・ドリームふたたび / Flipper's Guitar



↑個人的に、フリッパーズギターといえばこの曲。
ちなみにコーネリアスはあんまり好みではなかった…。
そんな小山田圭吾のおもひで。

遥子さんは最後まで脳内実写化できなかったな。小柄で華奢でふわふわロングヘアでこの世のものじゃないような美人。…そんな人がいるのか。

江國さんで実写化といえば「落下する夕方」のビデオが我が家にあったはず。
「なんだそれ」と言いたくなるような話だったけどなんとなく久々に観たくなったな。


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さて、おかげさまで四連休が無事に終わりました。
たくさんのご来店誠にありがとうございました!
こんなコロナ禍でなければ、おしゃべりもしつつゆっくり過ごしていただきたかったのになぁ。仕方ない。
ひねもすは月火とお休みをいただきます。
また水曜日からよろしくお願いいたします。


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