ひねもすのたり。

日々と山と猫と蕎麦屋のこと。

12月の予定と入野谷在来種のこと。

12月の営業予定をトップ記事に載せました。

月初めには健康診断、そして月末には年越しそばの発送準備があるのでちょっとお休み多めな12月ですがどうぞよろしくお願いいたします\(^^)/

※年越しそばのご注文についてはまた改めてご案内させていただきます。

 

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入野谷在来種、いよいよ登場します。

12/5(土)より、貴重な入野谷(いりのや)在来種そばを当店でもご提供することになりました。期間はおよそ一週間程度、数量限定でご用意いたします。

詳しくはまた改めてご案内しますね。

※今回は一週間ほどの期間ですが、一年のうちどこかのタイミングでもご提供する予定です!食べに来られないけど気になるという方、またの機会を楽しみにお待ちくださいませm(._.)m

【入野谷在来種とは】

そもそも「そば在来種」とはその地で昔から育てられていた固有のそばの種(しゅ)のことをいい、入野谷在来種も数十年前まで伊那で食べられていたそうですが、現在は収量が多くなるように品種改良された「信濃一号(しなのいちごう)」に切り替わっています。※信濃一号は信州そばの主力品種で、当店でもメインでご提供しています。

しかし入野谷在来種の味を知る地元のご高齢者の皆さんは「昔のそばは味が濃くておいしかった」と言うそうです。

そこで、すでに忘れ去られている在来種を復活させたい!と有志の皆さんが立ち上がり、【入野谷在来種復活プロジェクト】が発足しました。

 伊那市観光協会さんのHPで紹介されていますので、ご興味のある方はぜひご覧になってくださいね。野菜花き試験場から見つかった20gの種、その中から発芽したのはたった6粒…そこからはじまり、2019年には500kg以上の収量があったとのこと!そして今年2020年はなんと2tですって…桁が違う(゚Д゚;)

ものすごいドラマです。

inashi-kankoukyoukai.jp

現在当店ではオットが「どういう製粉にしようかな~」とあれこれお試し中です。ひねもすが挽いて打つ入野谷在来種はどんなふうになるのでしょうか…お楽しみに~。