井戸尻考古館のお話の続きです。
考古館の入場料でお隣にある歴史民俗資料館も入れるそうなので、お邪魔してみました。
考古館を堪能したら一度外へ出ます。あら、フキノトウが花咲いてるわ~と岩の辺りをまじまじ眺めていたら…
わっ、びっくりした!!
岩にぽっかり空いた穴の中に蛙さんが(;'∀')さっき考古館内で蛙文の土器をたくさん見た後だったからやけにドキドキしてしまいました。(あ、土器だけに…?←書いてから気付いたわ、お恥ずかしい)
古い農機具や生活の道具など、資料館内の展示もあれこれと楽しませていただきましたが…中でも一番気になったのはこちら。
昔の八ヶ岳の絵図。
どどん。
おお… すごい…!!
阿弥陀岳や権現岳、ギボシなど現代でも使われている山名もありますが、薬師岳や虚空蔵岳など初めて聞く名前も。
…でも!名前をそのまま受け取ってはいけないようです。解説の通り書き出してみると↓
●西岳・編笠岳は今と同じ
●虚空蔵岳は今の西ギボシ
●ギボシ岳は今無名
●権現岳は今無名
や、ややこしすぎる(;´Д`)
この辺りは二度登ったことがあるので現在の位置関係はしっかり思い浮かべることができるのですが… 地図と解説を交互に見ながら「ここは…〇〇?こっちは…◆◆?で、今の□□??」と二人で混乱してしまいました。
わ、鳥居がある…。のろし場ってあそこか。青年小屋から権現に向かう途中にある眺めの良い場所だ。
※2022年10月 のろし場から眺める西ギボシ。
※2022年10月 こちらは権現岳山頂。上の地図でいう薬師岳ですね。岩の形がそのまんまで感動!
気付いたら結構長い時間をかけて絵図を眺めてしまいました。そろそろ帰らねば…お邪魔しました、とても面白かったです。
資料館を出たら正面にどどんと富士山がそびえていました。なんと素晴らしい眺め。
甲斐駒と、
鳳凰三山も。
※改めて書きますが4月の話なのでまだ山の上には雪があります※
考古館・民俗資料館どちらも楽しませていただきました\(^^)/
ありがとうございます。