ひねもすのたり。

日々と山と猫と蕎麦屋のこと。

高鳥谷神社のこと。

高鳥谷山の話の続き。

駐車場から参道を進み、10分ほどで到着するのが高鳥谷神社の里宮。

こちらは『文明年間に創立され、正徳2年(1712)の造営を経て、現社殿は文政12年(1829)に造営された』と駒ヶ根市のHPにあります。東伊那一体の氏神様とのこと。

そして山頂には高鳥谷神社の奥宮。こちらの方が古くからあるそうで、創立年月日は不詳とのこと。

高鳥谷神社といえば、山頂から何かを転がして止まったところに里宮を建てたという面白いエピソードがあったような…。(以前当ブログでも触れたような気がするけどどこに書いたか忘れてしまいました;)

改めて検索してみたら、五十鈴神社さんのブログの過去記事にありました。

臼状に切った御神木を上から転がしてそれが止まったところに新しく里宮を建てた、と…。場合によっては今とは全然違う場所に里宮が建つ可能性もあったわけですよね。そう考えると面白いなぁ。

私は第六感的なものはかなり鈍い方だと自覚していますが、高鳥谷山は山全体から不思議な安心感がにじみ出ているような気がしてなりません。熊の気配が少ないのもその一因かもしれませんが。(近くの戸倉山は登山口にべったり熊の足跡がついていたのが印象的すぎて怖)

山登りをしない方にも、高鳥谷神社の里宮とこの社叢はぜひ一度訪れていただきたいなぁ。