ひねもすのたり。

日々と山と猫と蕎麦屋のこと。

脳内連想ゲーム。

ちびまる子ちゃん『わたしの好きな歌』→たま『星を食べる』→たま『かなしいずぼん』→昔まる子が披露した都々逸→五街道雲助『妾馬』→ススキ

 

ある夜、ひとり厨房で仕事をしているときに妙な連想ゲームが出来上がってしまった私の脳内。

落語というとどうしても枝雀さん贔屓になってしまうけど、五街道雲助さんの『妾馬』はなぜかピンポイントで好きなのです。

炭俵、もとを正せば野山のススキさァ 月~と遊んだ こともあるゥ~~

しんみりとした場面からの粋な都々逸、そして「おい殿公!」。面白くて泣ける。八五郎、おめぇほんと~~~~によかったなぁ~~~と思わず声をかけたくなってしまう。

(我が家の庭のススキと真っ赤なドウダン)

それにしても。国民的アニメちびまる子ちゃんの映画で『星を食べる』が歌詞そのままに使われるって、今考えればなかなかのことですね…。

でも、そうか、さくらももこさんの作品って基本的にブラックな部分もありキレッキレな部分もありだったっけ。「ブスのおかげで助かったよ」と「一触即発ニトログリセリン野郎」は子供心になかなかのインパクトでした。

ちなみに連想ゲーム中の『星を食べる』→『かなしいずぼん』→都々逸への経緯は、「そういえば『かなしいずぼん』っていう曲もあったんだっけ…あれ?もしかしてまるちゃんが南の島で披露したズボンの都々逸ってこれが元ネタ…!!??」と言う流れでした。

でもよくよく考えたらあれは『かなしいずぼん』じゃなくて「かわいそうだよ~ズボンのおなら~」でしたね…。当時私はまだ小学生(中学生だったっけ?)で、親に「都々逸ってなに?」と訊いたようなうっすらとした記憶があります。

(山に陽が当たってきれいだなと写真を撮ると、月もしくはUMAのように写り込んでしまう室内の灯り)

ではでは、明日もよろしくお願いします。