ひねもすのたり。

日々と山と猫と蕎麦屋のこと。

火焔型土器の鶏頭冠。

漫画や歴史などの趣味が合う常連様が十日町市博物館に行かれたそうで、素敵なお土産をいただきました\(^^)/さすが十日町、パッケージが火焔型土器だ!

新潟といえば私たちも今年6月に博物館を巡り火焔型土器をたくさん見てきたのですが、十日町市博物館はまだ行けていません…必ず行かねば~。

(↑新潟県立歴史博物館にて)壁面にずらりと展示された土器、土器、土器。

実物を見るまでは火焔型土器ってものすごく複雑なイメージだったのですが…

それはおそらく縁の飾りがごてごてとしているせいなのでしょうね。

でもよく見ると鶏頭冠と呼ばれる4つの縁飾りは同じものが同じ向きで付いている。そしてその間にはギザギザとした鋸歯状の飾り。最初の印象よりも規則性があるんだなぁというのが率直な感想でした。もちろん作りが複雑なのには違いないし(作れと言われても作れない)、土器本体はS字などが組み合わさりじっくり眺めていると気が遠くなりそう。

この4つの鶏頭冠、皆さんは何に見えますか。

私は博物館を巡っている間にだんだんと動物の形に見えてきまして、最終的にはイヌ科の何かにしか見えなくなっていました…。しかも「こんな犬のイラストがあったな」というイメージが浮かんだのですが、それが誰の作品だったか全然思い出せなくてずーっとモヤモヤしていました(;'∀')こんなふうにゴテゴテしていてやたらカラフルで…。すごく有名なアーティストだったと思うんだけど何故か思い出せない!あまりにモヤモヤしすぎてネットで「犬 イラスト カラフル」と検索して探すもなかなか正解に辿り着けず。

しかし!つい先日ネットニュースを見ていた時にたまたま出てきたのです…キース・へリングの記事が。

これだーーーーーー!!!!!

そうだそうだ、キース・へリングの犬のイラストに似てるんだ。あ~すっきりした!

でも… う~む…?私の脳内のイメージはもっとゴテゴテゴツゴツごちゃごちゃしているような…?私は一体誰の何を思い浮かべているんだろう。

まぁいっか、キリがないし。

というわけで私の中では火焔型土器=キース・へリングになりました(極端すぎるしなんだこの話)。

火焔型土器の欠片が並ぶコーナーがありました。こうすると海の生き物のようにも見えるような気が。タツノオトシゴウミウシ、なんとか貝。他にも何かあるかな。

 

火焔型土器メモはまだまだたくさんあるのですが、長くなりそうなので今回はこの辺で_(._.)_