今週のお休みはちょっと遠出をしておりました。
特別展『縄文コードをひもとく』を見るため埼玉へ!昨年秋からSNSのタイムラインにやたらと流れてきていて、ひそかに「これは行かねば」と狙っていたのです。
お目当ての土器や土偶が続々と。
長野新潟山梨とはまったく異なる特色、かと思えば「これ〇〇に似てるよね」というものもあり、
何気に一番良かったのは小川忠博さんの展開写真も合わせて展示されていたこと。眼福でござる。
井戸尻みを感じる…。
埼玉ってみみずく土偶だけじゃないのよね、大変失礼いたしました。
お次は、古墳王国の群馬へ。
テレビだか雑誌だかネットだか、何で見たんだっけ。ずらりと並ぶ埴輪が印象的で「いつか行ってみたい」と思っていた保渡田八幡塚古墳。
そしてかみつけの里博物館にも吸い込まれ。
県立歴史博物館も。
弥生以降はどうしても渡来人の文化が強くなってくるので内心「ウムム」と思って眺めていましたが、
これもすべて当時の人々の暮らしや祈りの形。ひとつひとつじっくり眺めてまいりました。
最後に観音山古墳にも立ち寄り。こちらは未盗掘だったんですって。すごいな…。
さて、ハイライトはこんな感じですが今回の旅で500枚以上写真を撮っていたので少しずつ放出せねばと思っているところ。図録もコンプリートしたので躍起になって写真を撮る必要はなかったのだけどね、ついつい…。
もともと古代史への興味から始まりここ数年は縄文まで遡っていたのだけど(ただの素人の趣味なので専門性は皆無)、今回旧石器~縄文~弥生~古墳と時代間を行き来し「またわからないことが増えてしまった」という結論に達した私でした。
帰宅後は久々に記紀関連の本を本棚からどさどさと引っ張り出しています。そして四道将軍のことばかり考えてしまうのは例の鉄剣のせいでしょうか。
レプリカだけど見られて嬉しい。フフ。私はオオビコ、オットはワカタケルにしか注目してなくてちょっと笑えました。すみません。