2020-03-10 ダーニングのまねごと。 日常 数年前からよく聞くようになった言葉、ダーニング。ダーニングとは「繕う」という意味で、ヨーロッパに伝わる伝統的な衣服の補修方法だそうです。ニットや靴下にできてしまった穴をふさいだり、シミを隠したり。同じ色の糸で目立たないように補修することもできるし、あえて違う色の糸を使ってワンポイントにするのもいいみたい。我が家にも「まだ着られるんだけど穴が開いちゃって・・・」という服が何着かあったので、見よう見まねでお直ししてみることに。虫に食われたり、どこかにひっかけたり…私の場合は猫たちからのあまあま攻撃に遭うのも大きな理由かも(*_*)ダーニングマッシュルームという専用の道具も販売されているけど、電球、ボールなどでも代用できるそうです。私はネットで「ガチャガチャの空き容器でもOK!」というのを見まして、ちょうど捨てずにおいたのがあったのでこれを使用。このガチャガチャ、実はお客様からお土産にいただいたものなんですよ(笑)中身は直立不動の凛々しいニャンコちゃんでした。補修したい部分でてるてる坊主を作ってゴムでとめて完成。…途中の写真がない(;´д`)毛糸や刺繍糸を使って、まず縦糸を張り、横糸を上下上下・・・と織物のように渡していくだけ。ダーニングのやり方で検索すると動画もたくさん出てくるのでご興味のある方はぜひ!これはここ数年着ているリネンエプロンの脇部分。腕を頻繁に上げ下げするせいか、この辺りの生地が薄くなったり裂けてしまったりするのが気になっていました。ちょっと広い範囲だったけど無事ふさがった~ヨカッタ。数年前に買ったニットカーディガン。気が付いたら虫食いの穴が2つ3つ(T_T)家にある毛糸から適当に選んでお直し。これはスマートウールの山用長袖T。10年近く前に買ったのですが、全然山に行けてなかった時期にしまいっぱなしにしていたら虫食いだらけになっていてショック(T_T)さすがウール・・・刺繍糸でちびちびと補修しました。これでまだまだ着られそう。作業用に重宝している厚手のエプロンも補修。ダーニング初心者としては、伸びない布地の方が繕いやすいな。私のはまさに素人感満載ですが、センスのいい方のダーニングはデザイン性にも富んでいてすごくおしゃれなんです。ただの四角や丸じゃなくて色々な形になっていたり、たくさんの色を使ったり。私ももっと上手になりたいなと思うんだけど、ハマりすぎて毎日ちょこちょこダーニングをやっていたら穴の開いた服がなくなってしまいました…早く穴開かないかな…(本末転倒どころの騒ぎじゃない)でも、いいですね、伝統的なお直し術。気に入っているものは直しながら何年でもずっと使っていく生活。私もそれを目指していければな。.