先週のお出かけの話。
目的のひとつは平標山&仙ノ倉山のお花畑、そしてもうひとつは新潟の埋文センターに行くことでした。
「いつかここに行ってみたい」と昨年頃から思っていた私。ただその理由が思い出せず、館内を歩きながら考えていると…
あ、これだ!!
南魚沼市五丁歩遺跡 脚付土器
目が合った瞬間、思い出しました。このわけのわからない土器に会いたかったんだ。
この顔(のようなもの)がかなりのインパクトで、諸星大二郎作品『諸怪志異・篭中児』で「キアーーー」と言っていそうだなというのが第一印象。
そしてこの側面。見た瞬間、藤内遺跡の神像筒形土器だ…!と口走ってしまいました。
勝坂式土器の文様を持ちながらも四本の足が器を支えていて、このような形は他に例がないとのこと。いやぁしばらくは写真を眺めてニヤニヤできそうですが、またいつか実物に会いにいきたいな。
糸魚川市六反田南遺跡の鉢
こちらも目が合ったようでドキッとしてしまいました。
東北っぽい土の感じと、くっきりと深い線にうっとり。
ちなみにどちらも中期のもの。前期の諸磯みのある繊細な文様も美しかったな。
他の写真はまた改めて_(._.)_