日常の諸々についてすぐ落語から引用する癖をなんとかしたいと思いつつ、桜が咲くとついつい、ねぇ…。
毎年同じことを言っているようで申し訳ないのですが、桜といえば五代目小さん師匠の『花見の仇討ち』を聴きたくなります。
「もうき~のふ~ぼく、うどんげの~…」からの「日向ぼっこで本読んでんじゃねぇんだ」と、「松の切り口ヤニ衛門」がたまらなく好きで脳内再生余裕。
落語の中での話なので実際どのような様子だったのかわからないけど、昔(江戸時代)はただ花見をするのではなく何か趣向を凝らすのが流行っていたのだとか。そこで4人の仲間が集まって「今年は何か変わったことをやりたい。仇討ちの芝居なんかどうだ」ということに。台本を作り配役を決め、芝居の稽古をグダグダに済ませて当日を迎えた。
なんやかんやあって、仇討ちを目的とする巡礼兄弟vs仇役の浪人、そこになぜか本物の武士が加わってしまいあわや大惨事…!!
というのがざっくりとしたあらすじ。
そもそもが「そこに集まった大勢の花見客をアッと言わせたい」ということから始まった芝居の計画。もしや今で言うYoutuberのようなものなのかな?と思う今日この頃です。
というか既にやってる方いませんかね、「花見で仇討ちやってみた」とか「六部が来なくて死にかけた」とか。
ちなみにこれらの写真は日曜日に撮ったもの。月曜も火曜(今日)も雨降りなので写真は撮っていませんが、ソメイヨシノの開花がじわじわと進んでいます。
お隣さんちの桜越しに中央アルプスを撮ろうと思ったら真っ白になっちゃったわ…。
最後に、ヒヨのおけつをカシャッとな。
明日(水曜)以降は何日か晴れマークが続いているようなのでお花見も楽しみですね。