6月21日、今日は夏至ですね。
日が長いと外仕事がはかどるから助かるなぁと思いながら過ごしている今日この頃ですが、うっかり働き過ぎてしまうのは注意すべき点であります。
昨日も調子に乗って庭の草むしりをし、手元が見えづらいほど暗くなった頃に「いかん!晩ごはんの準備をせねば!」と我に返り…。諸々済ませてから後回しにしていた屋内作業を片付けているのでどうも寝るのが遅くなってしまって。
でもよく考えてみたらその分冬は早々と家に籠るからな。今はいわゆるサマータイムってことで。
夏至といえば。
人々は数千年前から太陽の動きを観測していた、というのは有名な話で、そのために造られたのではと考えられている遺構は世界各地に存在するそうですね。
日本国内だと、いつか行ってみたいなと思っているのは大湯環状列石。
あと比較的近場で気になっているのは岐阜県にある金山巨石群(岩屋岩陰遺跡)。こちらは5000年前に造られた巨石天文台と考えられていて、石の表面には観測の際に付けられたとみられる傷があるとか。
一体どこから運ばれてきたのか…平成になって山あいで発見された『巨石群』5千年前に使われたその目的は | 東海テレビNEWS
最近ではパワースポットと言われているようですが、パワースポットという言葉がつくと急に胡散臭く…ゴホン!なんだか怪しげな雰囲気になってしまうような気がしなくもないですがあくまで個人の感想なのでお気になさらず(ゴニョゴニョ)。
もし本当に天文台だったとしたら、当時の人々にとっては狩猟採集などの目安となる、生活のための大事なカレンダーだったのでしょうね。
博物館などでよく見かける縄文カレンダー
あ、そういえば↑この写真は北杜市考古資料館で撮ったものですが、館内のパネルに夏至に関する説明があったような…?
写真フォルダ内を探してみたら、
資料館のあと金生遺跡に立ち寄ったのですが、その遺跡から見る冬至の日没が甲斐駒の山頂に没する、という話でした。
あの山に日が落ちたら、そろそろ〇〇が採れる季節だと気付いていたことでしょう。太陽の運行は縄文人にとって、年間のサイクルを知るカレンダーであると同時に、日の出・日没の瞬間は時計と同様に時間を認識していました。(解説パネルより)
何千年もの間、このようにして生活が紡がれてきたのですね。いつか機会を作って先史時代の天文台(とされている場所)を訪れてみたいものです。