数日前の話ですが、8/10の信濃毎日新聞に面白い記事が載っていました。
佐久穂町にあるトリデロック遺跡にて、国内最古級とみられる石器が複数見つかったとのこと。
その石器というのはアフリカからユーラシア大陸を横断して日本へ辿り着いた現生人類が持っていたとされる「3点セット(尖頭形剥片、石刃、小石刃)」で、2020年にも香坂山遺跡から3万7千〜3万7500年前のものが見つかっているのだとか。
今回は約3万5千年前より古い地層からの発掘になり、これから更に詳しく調査していくそうです。
やっぱり八ヶ岳周辺すごいな…!!!!
縄文時代に黒曜石の産地として栄えていたのは有名な話だけど、もっととんでもなく古い歴史が。
3万7千年ほど前というと日本列島に辿り着いた最初期の人類。アフリカからよくぞここまで…。
ちなみにアフリカから現生人類が散らばっていったことについては様々な説があるそうですが、個人的には飽くなき好奇心・冒険心説が好きです。現実世界オープンワールド過ぎますよ…とはいえ命がけの旅ではあるけれども。
それにしても。 記事中で一番気になったのは『トリデロック遺跡』という名前。最初は海外の話かと思いました。
遺跡近くの巨石にちなんで「砦・岩(ロック)」と名付けられたそうです。思わずオットをつかまえて「砦と岩なんだってよ!?」と仕入れたてのネタ(?)を披露した私でした。
遺跡の場所は麦草峠周辺だそうで、詳しく調べてみたら雨池近くの八柱山から少し東へ進んだ辺りにあるみたい。登山の途中で通る人もいるようだけどなんだか笹が濃そうな場所だなぁ。
雨池はお気に入りの場所で何度か訪れています。↑は2012年。
↓は2021年。
本当にいい眺めだなぁ。冬にスノーシューで訪れるのも好きだけど、水をたたえた無雪期の美しい湖面も素晴らしいですね。
トリデロック遺跡もすごく気になるけど、調査中というと迂闊に近付かない方がいいのかしら。別に何をするわけでもないけど、こんなド素人一般人が専門家の方々の邪魔になってはね…。
最後にどうでもいい情報ですが、我が家では「雨池といえばホットサンド」なんですよね、なぜか。
遺跡がらみでなくても、ただのんびりしに行きたいなぁ。食パン持って。