前回の朝日岳の話に関して。
夏に朝日岳へ行った時は雪倉岳・白馬岳を巡る周回ルートでしたが、実は朝日岳〜栂海新道も候補に挙がっていました。
6月に新潟富山へ旅行に出かけた際はちゃっかり下山(登山)口である親不知の下見もしていた私達。
栂海新道とは、親不知(日本海)から標高3000mの北アルプスをつなぐ壮大な縦走路。
さわがに山岳会の皆さんが構想から10年もの歳月をかけて整備し、昭和46年に開通したのだそうです。
栂海新道が作られるきっかけとなったのは、かのウォルター・ウェストン氏の発言だそうで
「おおおー!!」→栂海新道構想スタート
この流れ、井戸尻遺跡発見のきっかけと同じロマンを感じて胸が熱くなりますねぇ…。
最近の「◯◯み」という言葉はあまり好きではないけどつい「井戸尻みを感じる」と言いたくなる実話。
(ところで上のウェストン氏の発言、どなたかがこのように書かれていたような気がするんだけど出典が明らかにできませんでした…どのサイトで読んだんだっけな。栂海新道に関する書籍では少し違う言い回しだったような気がするので細かいところはあまり気にしないでください)
栂海新道は地質や植生など様々な変化を楽しむことができるため学術的にも大変魅力的なのだとか。
フォッサマグナミュージアムにも大きな展示パネルがありました。
来年か…その次か…親不知まで歩いてみたいな〜〜〜。
それにしても親不知というとどうしても「子を呼〜ぶ母の 叫〜びが聴こ〜え〜るか〜」が脳内をぐるぐる回ってしまいます… って前もおんなじこと言っていたかも。悲しみに溢れた合唱曲の思い出。